パリ バイイング 最終日 vol.2

12096190_930308627051434_1960381867529294540_n

バイイング最終日の午後は、パリ一番のラグジュアリーストーリート、モンテーニュにあるニナリッチから。そんな、モンテーニュ通りの真ん中にあるニナリッチのショップ。ギョームアンリのモダンさと若々しさがウインドウから溢れていました。

12065985_930308650384765_4578600906673984829_n

12088225_930308673718096_4138684986034629494_n

 

▼2016年春夏パリコレ、ニナリッチ。世界のジャーナリストの絶賛を受け、ギョームアンリの卓越した才能を見せつけたニナリッチ。コンセプトは『感覚的で自由な女性』。オーストリッチを、羽根、スパンコール等異素材の組合せ。カラーはスカイブルー、ラベンダー、チェリー、イエロー等軽やかです。世界で一番自由で気ままなパリジャンにぴつたりのニナリッチでした。

12107912_930307323718231_3024867707637322259_n

12096611_930307343718229_2147498737323715169_n

1896872_930307370384893_3453486776611914179_n

12140592_930307430384887_639790729415595163_n

12144668_930307407051556_6251906101975866826_n

 

12119044_930307460384884_8347496811497002636_n

10406987_930307500384880_7503688493235728702_n

 

▼続いて、ニナリッチのショップからモンテーニュ通りをセーヌ川のほう向かうと、エマニュエルウンガロのショールームがあります。ここの窓越しから眺めるエッフェル塔はいつも季節感に溢れて最高です。

12074992_930311677051129_5321032941703925998_n

12107088_930311720384458_8887426780114492150_n

▼ショールームのなかでも最も美味しいと言われるビュッフェはラデュレのもの。マカロンの色もお洒落な色、きっと新色ね。

12107067_930311887051108_1622212770845076016_n

12088154_930311930384437_2736709651272042604_n

11227857_930312037051093_692968272986756825_n

12141546_930312020384428_4451731694299913930_n

12063395_930311987051098_4160828375151412663_n

▼2016年春夏エマニュエルウンガロのコラージュパネル。60年代のウンガロのコレクションからのインスピレーション。スイスのレース職人に特別に作らせた最高級で、そしてアーカイブ的な花のモチーフの洪水。ブリディッシュなテイストもミックスされ、エレガントの最骨頂といえるコレクションでした。

11145560_930313450384285_2818741442899587975_n

12105764_930313540384276_2245896427922170600_n

11217584_930313513717612_2048336679027374097_n

12074720_930313480384282_1005989738146858838_n

 

▼ シャンゼリゼ通り。いつものこの時期は、落ち葉の絨毯に美しさを変えますが、今年は日中暑さが残るほどで、紅葉も始まったばかりでした。

11218453_928661933882770_1319415285439095843_n のコピー

2016春夏、パリバイイング終了しました。

今回のバイイングで感銘した事。それは、レナードプランク氏のについての話。

こんなにたくさんの帽子を作れるなんてすごいな~、才能あるな~といつものようにサンプルを眺めていた時、日本の代理店の営業の方が、「レナードプランクさんは、ロンドンの展示会場でたった2点ほどの帽子を出展していたところ、とあるバイヤーの方の目に留まり、そのバイヤーが何と一度に2000個のオーダーを入れたんです。」と!!!。たった2個の帽子に全霊を込めて作った帽子が、一人のバイヤーの目に留まり、そして世界に広まり、そして沢山の方の日々のオシャレを楽しくしてくれているということ・・・。

この話に何だか感動しました。

私たちバイヤーが感銘を受けるデザイナーには、心があり、志があります。そんな感動を私たちのショップにぜひ感じにいらしてください。きっと、おしゃれする事が、不安な自分を勇気ある自分に変えてくれると事だと、わかってもらえると思います。

オーナーバイヤー岩高

パリ バイイング 最終日 vol.1

1

バイイング5日目は、ハイダーアッカーマン。マレ地区のショールームは、退廃的な壁とフェミニンなフラワーアレンジの相反する美学が、デザイナーの精神を物語っています。

2

3

4

5

6

7

 

▼2016年春夏パリコレ、ハイダーアッカーマン。テーマは『バイカースタイル』。メンズライクなライダースに、女性独自のドレスアイテムをミックス。カラーは、韓国の昔の民族衣装からインスピレーションを得たという光沢のあるイエローやピンク、ミントグリンを起用。ハイダーが、毒々しくもあり、尚且つエレガントでもありたいというファッション的にも自立した現代の女性から絶大な指示を得る所以です。

8

9

10

11

12

13

14

15

 

▼2016年春夏グイディ。パリバイイングも最終日となると、日本人の佐藤さんのウエルカムと笑顔にとても癒されます。
新作はリネンシリーズ。内側はレザーなので型崩れすることはありません。メンズのシューズもリネンのブルーや白が、夏のおしゃれの余裕を感じさせます。そしてお土産にGUDIのレザーのステッカー頂きました。お店のどこに貼ろうか楽しみです♪

40

41

42

43

44

45

46

 

▼2016年春夏レナードプランク。春夏は2色重ねの涼しげなデザインや、ご要望の多かった白のハットも沢山発注しました。そして今回のコレクションではシューズが登場。帽子をデザインする前は靴をデザインしてたとのことで、履きやすさと、軽さと、ルックスは中々のもの。11月30日は、再びデザイナーが来店予定。春夏の帽子とシューズのサンプル受注会を予定しておりますので是非楽しみにしててくださいませ。

47

48

49

50

51

 

オーナーバイヤー岩高

パリ バイイング 4日目 vol.2

1

メゾンマルジェラ、ガリアーノによる初の春夏パリコレは、ローファイ、ハイファイ、サイファイをミックスした世界。また、洋服を作る製造過程をショーという時間の流れで表現しています。つまり白はシーティング、そして徐々に色を変化させていくという構成。ガリアーノによるマルジェラへのオマージュを感じさせる洗礼なコレクションでした。

2

3

4

5

6

7

 

▼2016年春夏メゾンメゾンマルジェラのパリコレでのもう一つの話題は、ガリアーノがこだわったというバックコレクション。上品な中に、マルジェラとガリアーノの哲学が不思議に同居したバックに、是非ご期待くださいませ。ショールームのパネルやフラワーアレンジにもガリアーノのセンスが溢れています。

8

9

10

11

12

13

14

15

 

▼2016年春夏パリコレ、ランバン。
テーマは「マニフェスト」。3つのアプローチからの構成です。
1.黒白のテーラリング→マニッシュな大人のクール、2.ドレス→中にコルセットを着たボディーコンシャツなどレス、3.プリント→アイコニックなランバンのアルページュ、靴のヒール、LANVANロゴ。
さすがのランバン、エレガントで迫力あるラインナップにオーダーもついついオーバーヒート!

16

17

18

19

20

21

 

▼そして、今パリのヨーロッパ写真美術館で、『Alber Elbaz/ Lnvin MANIFESTE』が行われています。アルベールエルバスの、パリ最古のオートクチュールブランド、ランバンへのオマージュを込めた写真展です。その中でエルバスは「ただ鑑賞するだけではない見る側の感性を刺激し、夢を与え、イマジュネーションを深めさせること。それこそが、見つめ、感じることにつながるのだと…。」述べています。エルバスの感性は、見る側にゆだねられているという、ファッションを愛する皆様へのエルバスの心の豊かさ、広さが感じられます。

22

 

オーナーバイヤー岩高

 

パリ バイイング 4日目 vol.1

40

パリバイイング4日目。サカイのショーからスタート。ハイダーアッカーマンと同じエッフェル塔横のトロカデロで行われます。

41

パリはほんの秋らしい天気なので、今回の出張は、ドリスのMA1が大活躍です。

 

▼サカイ、パリコレ会場前。世界からサカイを纏ったファッショニスタが続々と集まってきます。ここでこそ、サカイを独自に着こなすテクニックが学べます。女優の戸田恵梨香とタレントの秋元梢が、二人でサカイをバッチリ着こなしてました。

42

43

44

45

46

47

48

49

50

51

 

▼2016年春夏パリコレ、サカイ。昨年から今年にかけて海外への出店が続き、世界を代表するファッションブランドの地位を獲得したサカイ。フィナーレは、NYの性同一障害基金にも貢献するサカイのオリジナルTシャツを着た阿部さんが登場。ファッションを通して自分にも出きることをと、彼女の勇気と自信の決意を感じるショーでした。展示会は今月末、東京で行われます。

52

53

54

55

56

57

58

59

60

61

62

63

 

▼バイイングのショールームの移動の際に、意外と楽しいのが、地下鉄のポスター。今シーズンはポップな感じのイラストが目立ってましたね。パリはアーティストが活躍する街でもあります。パリ自体がアートなんですね。

33

34

35

36

37

38

39

 

オーナーバイヤー 岩高

パリ バイイング 3日目

1

パリバイイング3日目。日曜日の早朝は、オペラ前は車の乗り入れが禁止されていて、スポーツウエアのパリ市民がジョギングを楽しんでいます。

2

中には背中に52minと書かれた旗を立てた人もいました。

 

▼2016年春夏アンドウムルメステールは、RISING(上昇)がテーマ。UKのアーティストKATE MCCGWIRとのコラボによるプリントやレイヤリングが表現され、ショールームには彼女の作品そのままを使ったトップスやネックのディスプレイに圧巻です。。そしていつものように美しいフラワーアレンジに癒されます。

3

5

4

6

7

8

 

▼2016年春夏ドリスヴァンノッテンは、華やかな煌めきに溢れたコレクション。タブーに近く、でもタブーを越えない女性を、タトゥーに見えるアイテムや、メッシュのトップスで、柄では、モヒカンやローププリントで、アンダーグラウンド的に表現。今回は、ショールックに沢山登場するサンダルも発注しました。来春夏が今から楽しみです。

9 10

11

12

13

14

15

16

 

▼2016年春夏オスカーデラレンタは、元ニナリッチ、デザイナーのピーターコッピングの感性が大きく影響したエレガントなコレクションでした。マトッティがセレクトしたのは、パリ最高峰のソルティミスレースのバリエーションです。素晴らしいラグジュアリーな世界をお届けします。(画像は一部参考商品)

17

18

19

20

21

 

▼2016年春夏バルマンは、琥珀色からグリーン、ブルー、オレンジと常夏カラーが満載です。若い世代にも楽しんでほしいと、デザイナーのオリビエルスティン。若さ溢れるコレクションにご期待ください。

22

23

24

25

26

 

▼元シャネルのアシスタントデザイナー、エミナカニシさんが、シャネルから独立して初めてパリでショーを開かれました。ブランド名もEMI DERATに改め、フランスと日本の良いところを取り入れたファッションをコンセプトに、2016年春夏は、デニム素材が際立つ爽やかなコレクションを披露されました。

27

28

29

30

 

31

32

 

オーナーバイヤー岩高

パリ バイイング 2日目 vol.2

 

25

ミュグレーのショーはグランパレで。

26

27

28

29

シートに一つ一つきれいに並べられたのは手土産。中身はMUGLER春夏限定の香水。さすがリッチですね。間もなくショーが始まります。

30

 

▼2016年パリコレ、ミュグレーは、シャンゼリゼ通りのグランパレで行われました。春夏2014年からミュグレーの新デザイナーに就任した、デヴィットコーマ。レザー素材を中心に、若々しいミニドレスがパリコレで発表されました。

IMG_5944

IMG_5945

IMG_5946

IMG_5947

IMG_5948

 

▼ミュグレーのショーの後、シャンゼリゼの公園の一角でパリにゃん発見。ラッキー(*^^*)

31

 

▼2016年春夏ニナリッチ、パリコレ。会場はグランパレのピカソ展の中で。入り口付近は沢山のファッション関係者が続々と入場してきます。

32

33

34

35

36

そして、会場内は前回の秋冬より規模も大きくなってます。かなりの期待が高まります。

 

▼2016年春夏ニナリッチ、パリコレ。ギョームアンリがショー直前のエルのインタビューで、「ニナリッチウーマンには、トラブル、という言葉が似合う。」と、答えたことを再現した、美しさと強さとカリスマ性を感じさせる、新らしいニナリッチを見事に表現したコレクションでした。バイイングは10月6日です。

IMG_5955

IMG_5956

IMG_5957

IMG_5958

IMG_5959

IMG_5960

IMG_5961

IMG_5962

IMG_5963

IMG_5964

IMG_5965

 

▼コレットのウインドゥは、ニナリッチのショーの当日とあってか、ニナリッチの今シーズンの秋冬の真紅のドレスがディスプレイ。NINA RICCIの文字も、ニナリッチらしくレースで演出されてました。

37

38

39

▼隣のウインドゥはジュンヤワタナベ。

40

 

オーナーバイヤー岩高

パリ バイイング 2日目 vol.1

 

1

▼バイイング初日。少し寒い朝です。
ハイダーアッカーマンのショーは、エッフェル塔横のトロカデロ。さすが、パリ注目No.1、お洒落なファッションマニアで溢れてます!

2

3

4

6

5

7

8

9

10

11

 

▼2016年ハイダーアッカーマン、パリコレ。スモークの中から、モデルが登場する粋な演出。春夏のパステルカラーをストリートパンクなヘアースタイルでスタイリングした、パンチあるコレクションでした。バイイングは10月5日。

IMG_5920

IMG_5919

IMG_5918

IMG_5921

IMG_5916

IMG_5917

IMG_5923

IMG_5922

IMG_5915

IMG_5925

IMG_5924

IMG_5926

IMG_5914

 

▼パリのシャンゼリゼ通りに雑誌ELLEの70周年記念してパネルが100mくらいに飾られていました。私が生まれた年もありました。

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24]

 

オーナー バイヤー岩高

2016年春夏パリコレ始まりました!

 

パリコレ、既に盛り上ってますね。私は今から行ってきます!最新の春夏ファッション、しっかり見て参ります。楽しみにしててくださいませ

 

▲パリに無事到着しました。気温は19℃。日本と同じぐらいです。いつもはタクシーだけど最近渋滞がひどいからバスで移動、案の定空港から2時間半かかりました。オペラ座前は観光客でいっぱい。ホテルにはコレクションチケットが届いてました。明日からバイイングスタート、頑張ってレポートしますね。

 

では、既にコレクションを発表しているブランドの一部をご紹介します。

 

1

5

4

3

2

▲2016春夏パリコレ、アンドウムルメステール。縦長のシルエットが美しいセクシーでスタイリッシュなコレクションです。バイイングは10月4日です。

 

6

10

9

8

7

▲2016年春夏パリコレ、バルマンは、琥珀カラーの中に強さと優しさが同時に潜んだシックなコレクション。バイイングは10月3日です。

 

11

15

14

13

12

▲2016年春夏パリコレ、メゾンマルジェラは、バニラホワイトの優しいレディーからスタートし、パレットカラーにどんどん変化していく天才ガリアーノの初の春夏コレクション。バイイングは10月5日。

 

 16

20

19

18

17

 ▲2016年春夏、ジョンガリアーノによるメゾンマルジェラの、パリコレのバックとシューズ。シックな中に可愛さとパンチがありますね。

 

オーナーバイヤー岩高