2019春夏プレコレクション パリバイイング Vol.5

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2019年春夏アンドウムルメステールは、メンズコレクションランウェイの中でレディースのプレコレクションルックを何点か発表しました。

フロントロウにはブランドを愛用されている秋元梢さんの姿も見えました。

来春夏は、1860年~1910年頃の19世紀のフランスの画家、オディロン・ルドンの作品からのインスパイア。

ヒンドゥー教や仏教、和のテイストも加味された雰囲気を幻想的に匂わせています。

彼の代表的なペガサスや目玉のモチーフもアイテムのパーツに駆使されていました。

そして、アンドウムルメステールのオフィシャルウェブサイトの日本版も年末辺りには公開される予定です。

勿論マトッティも取り扱いショップとしてリストに入ります。

先月東京にも来日したセバスチャンムニエ。

さらに皆様の元に身近なブランドになっていくことでしょう。

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▼アンドウムルメステール、ショールームはグリンと淡いピンクが優しいフラワーアレンジ。

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▼ここでの手作りのランチとベルギーのスィーツもいつも本当に美味しいですよ

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▼2019年春夏オスカーデラレンタ。

インスタグラムで、サセックス公爵夫人メーガンさんが、

早速公式の場でオスカーデラレンタのウェッジウッドプリントのロングワンピースを着ておられ、

またメーガンさんのお母様のドリアラグランドも、

メーガンさんの結婚式でオスカーデラレンタのウェッジウッドのパステルグリーンのドレスとコートを着られて、

オスカーデラレンタの人気は世界中でさらに高まりを魅せています。 

東京で既に春夏のオーダーは済ませていますが、

パリのサントノーレのショールームではドレスを着用する外国人モデルの撮影に行ってきました。

世界のセレブリティに愛される華やかで美しいオスカーデラレンタです。

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▼サントノーレに来たときは「とらや」で一息。

暑さと疲れを、白玉添え冷し煎茶汁粉で浄化してもらいます。

バイイングもほぼ終了しました。

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オーナーバイヤー岩高

2019春夏プレコレクション パリバイイング Vol.4

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▼昨年自身のブランドを立ち上げ、翌年3月にベルギーアントワープで回個展を終えたオリビエティスケンス。

次のステップは2019年春夏からプレコレクションをスタートさせた事です。

初のプレコレクションは今迄のドレス中心から、ウェアラブル、リゾート等、

解放感のある軽やかなアイテムを揃えました。

50年代のアールデコのプリントのワンピースやパンツ、表面に熱加工を加えたツィードジャケット、

リネンを少し混合したシルクのブラウスには肩の背部にふんわりとギャザーを加えています。

勿論人気のホック付Tシャツも継続しています。

本来のモード感はベースに持ちつつ、ティスケンスガールの春夏ワードローブが楽しく広がったコレクション。

今年の12月にはもうお店に並ぶ予定です。

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▼オリビエティスケンスのショールームはマレ3区の建物の5階。

開放的な窓からパリの風が香る素敵な空間で、バイイングの時間もあっという間に過ぎていきます。

勿論今日はこの春夏のオリビエティスケンスのコットンチュニックワンピースを着てきました。

アトリエのスタッフにも褒めて貰いました

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▼2019年春夏08サーカスはメンズ&レディースの枠を越えた自由で自然な2つのラインを発表しました。

デザイナー自身の名を冠したkiminori morishitaは、彼の頭に自然と浮かんだイメージを、

両極端にミックスし自由に表現したコレクション。

08サーカスは、いつものスタンダードでエレガントさを残しつつも、

スポーティーさとカジュアル感を加えたリズミカルなコレクション。

ラシャンブランでは勿論メンズ&レディースをミックスでバイイング。

きっと08ファンが飛び付くコレクションです。

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▼パリの街は、剥がれかけのポスターも、放置自転車もアートに見えてしまいます。

もちろん華やかなウインドウにも目を惹かれます。

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▼パリのカフェはどこもサッカー観戦で賑わっています

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オーナーバイヤー岩高

 

2019春夏プレコレクション パリバイイング Vol.3

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▼2019春夏ハイダーアッカーマン。

ベルルッティのデザイナー契約を終え、再び彼の全力を投じたプレコレクションは、

最近のファッションマーケットに蔓延するストリートを排除し、

その中から見えてきた美しい大人のエレガンスの復活でした。

美しく目の覚めるようなブルー、ダブルなのに柔らかい着心地のジャケット、メンズライクなシルエット、

上品なミリタリーグリーン、軽やかなミントパステルやピンク…。

今シーズンから商品画像も全てNGとなったハイダーアッカーマン。

今、私だけが見ることができるのが申し訳なく思うほどのコレクションでした。

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▼2019年春夏ランバン。

アルベールエルバス、ブシュラジュラール、オリビエラピドスの去ったランバンの行方を追うべくショールームに行ってきました。

ランバンは中国の投資会社フォーサンインターナショナルが、株式の75%、前オーナーが25%を所有。

フォーサンインターナショナルはクラブメッド、セントジョージ等のブランドを所持し、

この度のランバン取得により、今後ラグジュアリービジネスへの足かがりを固めていると思われます。

そして、ランバンに投資を始めた以上有望なデザイナーと今後しっかり協業できるよう、

いよいよ新デザイナーとの最終の交渉段階に入っているようです。

また現在のランバンの生産体制やチームは以前とは特に変わっておらず、

逆に今回の増資により基盤は大きくなっており、新デザイナーの就任次第ではかなり期待できるブランドに蘇ると噂されています。

実際、訪れたショールームは、今までよりは縮小したスペースではありましたが、

既に数々の有名メゾンでキャリアを積み最後はウンガロで活躍したスペイン人のデザイナーと既存のランバンのデザインチームにより見事に披露され、

外国人バイヤーでかなりの賑わいを見せていたのには驚かされました。

2019年春夏プレコレクションは、フェミニティ、ライトネス、コンフォート、エレガンスをベースに、

ランバンのアーカイブを彷彿させるドレープ、プリーツ、フリルが駆使され、

シーズンテーマとしてはアフリカやアジアのモチーフやプリントが明るく元気なコレクションでした。

いよいよ10月のパリコレ前後には新デザイナーも発表される模様です。

マトッティに再びランバンが復活する予感がしてなりません。

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▼ランバンのショールーム、パレドトウキョウの向かいのGallieraミュージアムでメゾンマルジエラの回顧展が開かれています。

今日は残念ながら休館日でした(^-^;

※この美術館は1週間の半分、日曜日から火曜日まで休館しています。

訪れるかたはお気をつけくださいませ。

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▼マルジェラ回顧展の美術館庭で、今日のスタイリングを撮影しました。

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▼ザロウのブラウスは袖が少し付いているのと、裾がフレアーなので一枚で着ても安心です。

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▼前スリットのストレッチパンツは本当に履きやすくバイイングにはハードローテーションです。

ハイダーアッカーマンのかかとを踏んで全体的に抜け感あるスタイリングにしました。

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▼社長はクロスのインディゴの薄い羽織が涼しげです。

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▼ボトムはキャロルクリスチャンポエルのホワイトデニム。

靴はクロス。

パリは陽射しがきつくてサングラスは欠かせません。

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オーナーバイヤー岩高

2019春夏プレコレクション パリバイイング Vol.2

 

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▼マトッティの新ブランド:POIRETのご紹介です。

20世紀の初頭、フランス人デザイナーPaul Poiret(ポール・ポワレ)は女性をコルセットから解放し、

ファッション界に近代化へと向かわせる大きな革命を起こしました。

それまでコルセットに縛り付けられ、不自然で窮屈であった女性のスタイルは、ポワレにより、

女性のもつ自然な優美さを表現する新たな可能性と局面を迎え、今日のスタイルへとつながっていきます。

時を経て、彼のファッション界における貢献と業績を改めて研究、再考し、

デザイナーYiqing Yin(イーキン・ヤン)を迎え、2018Autumn/Winter COLLECTION『POIRET』として、新たな時代のスタートを切りました。

韓国の新世界百貨店が「The House of Poiret」を買収し、ANN DEMEULEMEESTER、

Haider Ackermannの責任者であるAnn ChapelleがCEOに就任しました。

POIRETのバックグラウンドである「The House of Poiret」の名のとおり、今後POIRETは、

バッグ、シューズ、アクセサリー、香水、コスメティック、家具など、

トータルライフスタイルの提案を視野に入れた展開を目的としています。

既に2018Autumn/Winterコレクションでは、世界で影響力のある有名店との取引が決まっており、2019Spring/Summerシーズンより、PRE COLLECTIONをスタートさせます。

デザイナーイーキン・ヤンは、かつて創始者のポール・ポワレがそうであったように、

現代のすべての女性へむけて「体を自由にして、感覚を呼び覚まし、心を解放する」ブランドとしてPOIRETを提案していきたいと考えています。

デザイナー:Yiqing Yin(イーキン・ヤン)

1985年北京生まれ。4歳の時にフランスへ渡り、のちにオーストラリアにて過ごす。

国立の装飾美術学校を卒業後、
2009年に「Creative Grand Prize of the City of Paris」を受賞。

2010年にイエールで行われたファッションの国際的フェスティバルにて作品を初披露後、

翌年2011年の6月にANDAMの賞を獲得し、パリで行われたショーに初めて登場しました。

輝かしい実績の中、
2013年にLeonardからReady to Wearコレクションのデザイナーに就任。

その後、Cartier, Guerlain, Hermes, SwarovskiやLancomeといった様々なブランドと協力してコレクションを作り上げました。

2017年に、POIRETのディレクターとして就任し、初のコレクションを2018年の3月に披露した。

ブランドURL
http://www.poiret.com

写真は春夏初となるプレコレクション会場。

天井には元教会だった面影が漂います。

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▼マトッティの新ブランド「ポワレ」。

女性を自由へと導いた革新的なシルエットとクオリティの一部をご紹介します。

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▼ポワレのショールームは元教会の崇高な空間でバイイングスタートです。スイーツもお洒落。

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▼ザロウは、今回からプレコレクションとメインコレクションのオーダーが同時に可能になりサンプル量が増え、より充実したセレクトが可能になりました。

2019春夏はオートクチュールからのインスピレーション。

ボリユーミーなシルエットとそれをシェイプした対称的なスタイリングがフェミニンとマスキュリンをより分かりやすくイメージした充実したコレクションでした。
シューズも初めてオーダーしたので、より完成度の高いザロウのスタイリングを楽しんでいただけると思います。

今回から商品の写真もOKになりましたのでそれも楽しみにしててください。
※SNSはNGです

外に出ると眩しい青空が広り、この季節は新緑の美しいパリです。

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▼今日は、昨日のスタイリングにボトムをセミタイトに変え、

足元は黒のソックスを合わせることでタイトスカートを少しカジュアルに着こなしました。
毎日くたくたになるほど歩くのでハイダーアッカーマンのエナメルシューズが本当に役に立っています。

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▼社長はディプティのスーツスタイルにキャロルクリスチャンポエルの単靴です。

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2019春夏プレコレクション パリバイイング Vol.1

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2019年春夏バイイング行ってきます。

▼今回のフライトスタイルはリラックス優先で軽くて暖かいコディサンダーソンのスウェットとマルジェラのバッグ。

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▼ 社長はクロスとリック。

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▼マネージャーはボリスとマルジェラ。

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皆様のために頑張ってきますね。

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▼パリバイイング初日は快晴ですがひんやりとして気持ちいいお天気です。

まずは合同ショールームのトラノイからスタート。

今日のスタイリングは、アンドウムルの羽織にドリスのブローチ、マルジェラのバッグ

 

 

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▼足元は歩きやすいハイダーのソフトエナメルをスリッボン風に履きます。

 

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▼社長はクロスとコーネリアン。

 

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▼マネージャーはクロスとリック、ボトムはボリスとグイデイ。

 

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▼ニナリッチは、デザイナーのギョームアンリが去って、デザインチームによるプレコレクション。
花のカラーのピンクやブルー、グリーン、褐色等、自然の色が溢れ、

人気のデニムスカートやパンツはもちろん、立体的なプリーツやストライプがよりカジュアルにシックに、

リフレッシュされたニナリッチを魅せてくれました。

 

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▼ニナリッチのショールームは、パリのブランドストリートのモンテニュー通りの一角のショップの2階です。
ここでは、素敵なフラワーアレンジや、ランチ、紅茶のおもてなしもお洒落です。
ショップのウインドウは春夏コレクションが可愛いくディスプレイされていました。

 

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▼昼からは歩いてると汗ばむほど気温が上がってきました。

クロスのショールームはいつものスペースに2階も解放してコーナーごとにコンセプトが提案されていました。
得意のウエストラインの美しいハーフコートや、コニャックカラーのショート丈ブルゾン。

更に新型のミニショルダーも登場。

来年はクロスで素敵な春を迎えられそうですね。

※商品写真はNGとなっております。

 

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オーナーバイヤー岩高