▼マトッティの新ブランド:POIRETのご紹介です。
20世紀の初頭、フランス人デザイナーPaul Poiret(ポール・ポワレ)は女性をコルセットから解放し、
ファッション界に近代化へと向かわせる大きな革命を起こしました。
それまでコルセットに縛り付けられ、不自然で窮屈であった女性のスタイルは、ポワレにより、
女性のもつ自然な優美さを表現する新たな可能性と局面を迎え、今日のスタイルへとつながっていきます。
時を経て、彼のファッション界における貢献と業績を改めて研究、再考し、
デザイナーYiqing Yin(イーキン・ヤン)を迎え、2018Autumn/Winter COLLECTION『POIRET』として、新たな時代のスタートを切りました。
韓国の新世界百貨店が「The House of Poiret」を買収し、ANN DEMEULEMEESTER、
Haider Ackermannの責任者であるAnn ChapelleがCEOに就任しました。
POIRETのバックグラウンドである「The House of Poiret」の名のとおり、今後POIRETは、
バッグ、シューズ、アクセサリー、香水、コスメティック、家具など、
トータルライフスタイルの提案を視野に入れた展開を目的としています。
既に2018Autumn/Winterコレクションでは、世界で影響力のある有名店との取引が決まっており、2019Spring/Summerシーズンより、PRE COLLECTIONをスタートさせます。
デザイナーイーキン・ヤンは、かつて創始者のポール・ポワレがそうであったように、
現代のすべての女性へむけて「体を自由にして、感覚を呼び覚まし、心を解放する」ブランドとしてPOIRETを提案していきたいと考えています。
デザイナー:Yiqing Yin(イーキン・ヤン)
1985年北京生まれ。4歳の時にフランスへ渡り、のちにオーストラリアにて過ごす。
国立の装飾美術学校を卒業後、
2009年に「Creative Grand Prize of the City of Paris」を受賞。
2010年にイエールで行われたファッションの国際的フェスティバルにて作品を初披露後、
翌年2011年の6月にANDAMの賞を獲得し、パリで行われたショーに初めて登場しました。
輝かしい実績の中、
2013年にLeonardからReady to Wearコレクションのデザイナーに就任。
その後、Cartier, Guerlain, Hermes, SwarovskiやLancomeといった様々なブランドと協力してコレクションを作り上げました。
2017年に、POIRETのディレクターとして就任し、初のコレクションを2018年の3月に披露した。
ブランドURL
http://www.poiret.com
写真は春夏初となるプレコレクション会場。
天井には元教会だった面影が漂います。
▼マトッティの新ブランド「ポワレ」。
女性を自由へと導いた革新的なシルエットとクオリティの一部をご紹介します。
▼ポワレのショールームは元教会の崇高な空間でバイイングスタートです。スイーツもお洒落。
▼ザロウは、今回からプレコレクションとメインコレクションのオーダーが同時に可能になりサンプル量が増え、より充実したセレクトが可能になりました。
2019春夏はオートクチュールからのインスピレーション。
ボリユーミーなシルエットとそれをシェイプした対称的なスタイリングがフェミニンとマスキュリンをより分かりやすくイメージした充実したコレクションでした。
シューズも初めてオーダーしたので、より完成度の高いザロウのスタイリングを楽しんでいただけると思います。
今回から商品の写真もOKになりましたのでそれも楽しみにしててください。
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外に出ると眩しい青空が広り、この季節は新緑の美しいパリです。
▼今日は、昨日のスタイリングにボトムをセミタイトに変え、
足元は黒のソックスを合わせることでタイトスカートを少しカジュアルに着こなしました。
毎日くたくたになるほど歩くのでハイダーアッカーマンのエナメルシューズが本当に役に立っています。
▼社長はディプティのスーツスタイルにキャロルクリスチャンポエルの単靴です。
オーナーバイヤー岩高