2019春夏プレコレクション パリバイイング Vol.3

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▼2019春夏ハイダーアッカーマン。

ベルルッティのデザイナー契約を終え、再び彼の全力を投じたプレコレクションは、

最近のファッションマーケットに蔓延するストリートを排除し、

その中から見えてきた美しい大人のエレガンスの復活でした。

美しく目の覚めるようなブルー、ダブルなのに柔らかい着心地のジャケット、メンズライクなシルエット、

上品なミリタリーグリーン、軽やかなミントパステルやピンク…。

今シーズンから商品画像も全てNGとなったハイダーアッカーマン。

今、私だけが見ることができるのが申し訳なく思うほどのコレクションでした。

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▼2019年春夏ランバン。

アルベールエルバス、ブシュラジュラール、オリビエラピドスの去ったランバンの行方を追うべくショールームに行ってきました。

ランバンは中国の投資会社フォーサンインターナショナルが、株式の75%、前オーナーが25%を所有。

フォーサンインターナショナルはクラブメッド、セントジョージ等のブランドを所持し、

この度のランバン取得により、今後ラグジュアリービジネスへの足かがりを固めていると思われます。

そして、ランバンに投資を始めた以上有望なデザイナーと今後しっかり協業できるよう、

いよいよ新デザイナーとの最終の交渉段階に入っているようです。

また現在のランバンの生産体制やチームは以前とは特に変わっておらず、

逆に今回の増資により基盤は大きくなっており、新デザイナーの就任次第ではかなり期待できるブランドに蘇ると噂されています。

実際、訪れたショールームは、今までよりは縮小したスペースではありましたが、

既に数々の有名メゾンでキャリアを積み最後はウンガロで活躍したスペイン人のデザイナーと既存のランバンのデザインチームにより見事に披露され、

外国人バイヤーでかなりの賑わいを見せていたのには驚かされました。

2019年春夏プレコレクションは、フェミニティ、ライトネス、コンフォート、エレガンスをベースに、

ランバンのアーカイブを彷彿させるドレープ、プリーツ、フリルが駆使され、

シーズンテーマとしてはアフリカやアジアのモチーフやプリントが明るく元気なコレクションでした。

いよいよ10月のパリコレ前後には新デザイナーも発表される模様です。

マトッティに再びランバンが復活する予感がしてなりません。

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▼ランバンのショールーム、パレドトウキョウの向かいのGallieraミュージアムでメゾンマルジエラの回顧展が開かれています。

今日は残念ながら休館日でした(^-^;

※この美術館は1週間の半分、日曜日から火曜日まで休館しています。

訪れるかたはお気をつけくださいませ。

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▼マルジェラ回顧展の美術館庭で、今日のスタイリングを撮影しました。

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▼ザロウのブラウスは袖が少し付いているのと、裾がフレアーなので一枚で着ても安心です。

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▼前スリットのストレッチパンツは本当に履きやすくバイイングにはハードローテーションです。

ハイダーアッカーマンのかかとを踏んで全体的に抜け感あるスタイリングにしました。

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▼社長はクロスのインディゴの薄い羽織が涼しげです。

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▼ボトムはキャロルクリスチャンポエルのホワイトデニム。

靴はクロス。

パリは陽射しがきつくてサングラスは欠かせません。

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オーナーバイヤー岩高