2019秋冬パリコレバイイングVOL.6

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▼オリヴィエティスケンスのショールームは先日パリコレ発表した会場の上のフロア。

ドアを開けると偶然、ラッキーにオリヴィエティスケンスがとても優しい表情で迎えてくれたのが印象的でした。

新しいショールームは、床や壁にパリの歴史を感じる空間でした。

その端から端までパリコレのランウェイを飾った新作が優しく佇むように置かれていました。

窓際には新作のパンプスやブーツや、アクセサリーが発表されていました。

2019年秋冬は


●『ダークコートピュア=ダークな世界に繋がる一本の糸』
トレンドとは一切無縁、自分が表現したい物を追求するコレクション。


●『レトロフューチュリズム=過去と未来の融合』
伝統的な生地を立体的で構築的にフューチャーする。


●『1940年代』
ディテールはパワーショルダー。そして肩パットは現代の解釈の表現の為ミリ単位の修正。ウエストは極端に細くそれからヒップに広がる。


●『スカートスーツ』
構築的なシルエットを実現するために硬い生地を駆使しマスキュリンに仕上げたテーラードのスカートスーツが主流。


●『マテリアル』
ベルベット、シルクタフタ、オリジナルのバタフライレース。価格面を配慮したラッカー仕上げのレザーに見える生地

オリヴィエティスケンスは私達のバイイングの間、終始、ディスプレイのチェックや、プレスへの説明をしていました。

その姿は完成された秋冬コレクションを祝い心から愛しているピュアな美しい情景でした。

最後に昨年のマトッテイ30周年のメッセージボードのお礼を伝えると、MATTOTTIのインスタグラムで見たよと喜んでくれました。

そして私がパーティーで着たレースのドレスも誉めてくれました。

その他、京都の俵屋に泊まった時、30分夕食に遅れたら怒られた事、でも素晴らしい滞在だったこと。

そして次は神戸牛を一緒に食べる事…と話はつきませんでした。

MATTOTTIの店頭はオリヴィエティスケンスの春夏コレクションがとても好調です。

是非彼の美学を味わいに入らしてくださいませ。

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▼パリのバイイングスタイル。

昨年の30周年パーティーで着た、オリヴィエティスケンスのレースのドレスを日常にも着こなします。

この春購入した同ブランドのレザージャケットと合わせると、ハード×フェミニンなスタイリングが完成です。

足元はレザーレギンスにするとフェミニンさにカジュアル感が加わります。

勿論リュックもエレガントに見せます。

翌日は雨が降ってたので、レザーの代わりに、フライトにも着たランバンのボリューミーなコートに変えました。

レースのワンピースはパーティーだけでなくデイリーにも楽しめて大活躍。

オリヴィエティスケンスの着こなしの幅の広さに改めて感心しています。

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▼アンドウムルメステールは、1月のメンズコレクションで発表された1970年代のアバンギャルドムーブメントの反抗的な若者や音楽のサブカルチャーをベースに、

革新的な空間を中心とした活気に満ちたアートシーンへとフォーカスしたコレクション。

そのビジュアルアーティストの中で浮上したのが、アメリカの『ジェームズ・リー・バイヤース』。

彼の代表的な本には、褪せたピンク、スター(星)モチーフ、山高帽、渋いゴールド、金バッジ等、無限に瞑想的で完璧、そして超越的な美しさは神秘的でポエティックな世界を彷彿させます。

ここでは今回のコレクションのインスピレーションとなった『ジェームズ・リー・バイヤース』の本の一部をご紹介します。

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▼アンドウムルメステール2019年秋冬コレクションは『ジェームズ・リー・バイヤース』の元、軽さとスピチャルティーを追求。
長いガウンはジェンダーを曖昧にするような新しいポエティック。
ドレーピング、トランスペアレントの流動的な動き。カラーは、シルク、フェイドのピンク。
ゴールドやパープル、そして白とオフ白とブラックが組み合わされる。
来秋冬は70年代の懐かしさを、セバスチャンによって新しさを加味されたコレクションを楽しめるアンドウムルメステールです。
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▼アンドウムルメステールのショールーム。コレクション商品とフラワーアレンジがこれほどまでに同じカラートーンで統一された空間に感動です。

ファッションと花のコラボレーションはパリのショールームの醍醐味でもあります。

大振りな枝の桜も綺麗でした…。

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