▼オリヴィエティスケンスのショールームは、移転した建物の改装を重ね、
見事にモダンでスタイリッシュな空間に変貌を遂げていました。
厳しいファッション業界の今、独立してたったの2年でサクセスストーリーを歩む彼の才気を感じて止みません。
▼ショールームに入ると、新作がずらりと並べられ、瞬時に今回のコレクションの完成度の高さを感じました。
ショールームの壁の柄はオリヴィエティスケンスが最も気に入っているようで、
その壁紙をそのままプリントにしたアイテムも見られました。
また靴も新型が沢山登場し、特にミュールはお勧めです。
▼2020年春夏オリヴィエティスケンス、プレコレクション。
テーマは「SYDUCTIVE セダクティブ」=魅力的で誘惑的な美しさ。
洗練されたソフィステケィトなセクシーさに、微かなウォーミー(温かさ)を含んだ彼の美学が宿ります。
アイコンの金具も新しくシルバーに変わり、更なる進化を感じさせる完璧なコレクションでした。
▼バイイング中、オリヴィエティスケンスから思いがけず素敵なプレゼントを頂きました。
パリ郊外のレースの美術館で、6月15日~来年の1月5日迄、オリヴィエティスケンスの作品展が行われており、
その作品集《In praesentia》をプレゼントしてくれたのです。
中には彼の作品を撮影する姿や私の顧客様がお持ちのドレスなども編集されています。
10月のパリコレの時に是非立ち寄って、オリヴィエティスケンスの更なる魅力に触れ、
その感性を皆様に語り継いで参りたいと思います。
オーナーバイヤー岩高