▼アンドゥムルメステール2020年秋冬プレコレクションはメンズと共に発表されました。
ショーはライティングによって作られるマジカルな空気感の中、
それぞれのルックが夢の中にいるような牧歌的な景色を覆う柔らかな暗闇から現れ、
Vaslav nijinskyの伝統的なバレエのインスピレーションとなった神話上の生き物(半分人間半分ヤギ)を想起させる。
テーマは『LE FAUNE』
1912年のパリで初演を迎えたバレーリュスの最高峰でありマスターピースと言われる「牧神の午後」。
Claude debussyの音楽と共にセンシュアルな動きや当時革新的なコスチュームやメイクアップ、
そして男性の身体とエロティシズムの新たな関係など数々の驚きをもたらした。
▼ザロウ2020年秋冬プレコレクションは3区のモダンアートミュージアムの一角で開かれました。
テーマは『90年代ミニマリズム』。
ザロウのDNAにさかのぼった原点のフェミニンとマスキュリンの融合。
表面的なテイストだけではなく、メンズのディティールをレディースへ転換したりと細やかな部分にも融合を取り入れています。
また今回は公のプレルック以外にデザイナー自らが120のスタイリングを作る等ワードロープのコーディネートの可能性を提案した強いこだわりが感じられるコレクションでした。
ショールームにはデザイナーのオルセン姉妹の一人が真剣な表情でサンプルを見ていた姿も印象的でした。
ザロウは、秋冬NO.1といえるコレクションだったと思える内容でした。
こうご期待くださいませ。
(画像はお洒落なビーガンランチ。商品画像は全てSNSでは禁じられております)
▼ザロウのショールーム辺りは、ポンピドウセンターが近いことから歩道の壁面には何気ない風刺画やアートペイントを見つけます。
温暖化を涙で訴える16歳のグレタ・トゥンベリさん?
風刺画のバンクシーが描いたの?
あれ?カルロス・ゴーンさん?
アパートの窓?と思ったら手書きの窓!だったり…。