2018秋冬パリコレクション Vol.5

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▼ロンドンで活躍するアーティストの姉妹が手掛けるtoogood(トゥーグット)。
秋冬は「ランドエスケープ」がテーマ。果てしなく続くイギリスの広い大地からのインスピレーション。

幾重にも重なる去る地層や、地図に良くみられる土地の高低差に見られる大地のレイヤー。

彫刻や陶器のスカルプチャーによる、大きすぎるボタンやボタンホールを使ったアーティスティックなアイテムは、

10個限定のシリアルナンバーが別タグにプラスされたメイドインハウスとして新作発表されていました。

昨シーズンからメンズのシェルター2でスタートしましたが、次の秋冬からレディースでもスタートします。

自然を愛するtoogoodは、きっと女性の日々を優しく包んでくれることでしょう。

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▼マレ地区にあるピカソ美術館にいつかは行こうと思ってましたが、初めて行けました。
建物もおしゃれで、写真の撮り応えありでした。

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▼マレ地区のピカソ美術館の作品群です。
 最後に本人の写真です。

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朝、コレットの前を通りました。
あんなに活気があったのにショーウインドウはふさがれ、落書きが・・・。

応援メッセージもありました。

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オーナーバイヤー岩高

2018秋冬パリコレクション Vol.4

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▼2018年秋冬アンドゥムルメステール、パリコレクション。

美しいランウェイ。今からショルームでバイイングに向かいます。

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▼アンドゥムルメステールは、先の1月に行われたメンズコレクションに続いて、

詩人のウィリアム・ブレイク「傑作無垢と経験の歌」から、

男性と同等な対話を今回のウイメンズコレクションに引き継いでいます。

ショーは全くの黒白の世界。

そして、ジャケットの肩は狭く高く尖り、袖や裾は思い切り短くカットされ、

下に着るセーターやブラウスをおもむろに見せつけたシルエットは大胆さと規律さの両方を実現させています。

コレクションの中でのウィリアム・ブレイクの声の反響は、

男性と対等に扱われ、解放された自由な女性の肖像を描き、ロマンチシズムを高らかに歌い上げました。

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▼アンドゥムルメステールのショールームのフラワーアレンジメントは、グリーンが春を告げます。

花器との色やバランスにもセンスを感じさせます。

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▼マルジェラのコート下のアイテムをご紹介。

ボリスの厚手のスエットと、リックの新作のカーゴパンツはとってもスッキリして相性抜群です。

足元はリックのレザースニーカーで大人のストリートカジュアルが完成です。

バッグは新作のコーネリアンタウラスの自衛隊のテントの幌で使われている頑丈な素材です。

ショルダーにもトートにも両方使えます。

ミリタリーな色目は、黒のスタイリングにとても映えますね。

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▼今日はマルジェラのブーティーでマレ地区をかなり歩いたので、カフェへでひと休憩。

そこへ青田社長と遭遇!シャンパンで軽く乾杯のつもりが結構話に花が咲きました。

こんな偶然もパリコレだからこそですね。

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オーナーバイヤー岩高

 

2018秋冬パリコレクション Vol.3

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▼ハイダーアッカーマン、2018年パリコレはいつものエッフェル塔横の美術館で行われました。

(バタバタでエッフェル塔撮り忘れた(^-^;)

パリコレもショーによってゲストの顔ぶれや

ファッションの違いを感じられるのもパリコレの別の味わいかたです。

ハイダーアッカーマンは見事に個性が違う人達が集まります。

このブランドが如何に世界中の幅広いファンから指示を得ているかわかりますね。

満席で熱気溢れるハイダーアッカーマンのショーは、幻想的なスモークがスタートを合図し、ピアノとオーケストラの音響が静かにモデルを導きショーが始まりました。

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▼2018AW ハイダーアッカーマンのCollectionです。

満席で熱気溢れるハイダーアッカーマンのショーは、幻想的なスモークがスタートを合図し、

ピアノとオーケストラの音響が静かにモデルを導きショーが始まりました。

優しさの中にも強さを感じさせるショーでした。
 

優しいパステルカラー、ヒビットなイエローオレンジ、カラータイツはエレガントなブルー、

パンチのあるイエローグリーンのボトム、赤土のようなブラウン、金糸のジャーガード、

まるで、色鉛筆を縦横斜めに一度に並べたような沢山の綺麗な色が

ハイダーアッカーマンの手によってデザインと化し、次々と登場します。

シルエットも彼らしい細く長く、ウエストには細く長いベルトがそれをさらに強調します。

今までの尖った強い女性を、穏やかで平和を象徴するような優しい女性像を見事に演じて見せました。

最後は拍手喝采の中、デザイナーが迎えられました。

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▼ハイダーアッカーマンのショーに来られていた、和服の女性は、

ピカソも絶賛したと言われる、20世紀最後のフランスの巨匠、バルティユスを支えた節子婦人でした。

ハイダーアッカーマンのパリコレのFacebookにこの女性をアップさせていただきましたら、

直ぐにマトッテイの二人の顧客様から節子婦人についてご存じだとコメントを頂きました。

バルティユスご夫妻と、ハイダーアッカーマンの若いときからお二人の親交がある画像がありましたのでご紹介させていただきます。

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2018秋冬パリコレクション Vol.2

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▼オリビエ・ティスキンス、2018秋冬パリコレ会場前は個性的なファッションマニアが集まります。

会場内にはアメリカンヴォーグのスタイリストもみえ、

世界的にもかなり注目度が上がっているのを感じます。間もなくショーが始まります。

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▼オリビエティスケンスはデザイナー自らが独立してから3シーズン目を迎えるパリコレ。

得意のドレスとレザー、そしてレース使いが、強くてしやなか、

そしてフェミニンにミックスされたファッションマニアにはたまらないモード溢れるコレクションでした。

パリのラグジュアリーブランドは、話題性のあるデザイナーを起用し、

デザイナーはブランドのバックアップを得てファッションショーを発表していきます。
しかしティスケンスは、自ら立ち上がり全て自身でこのショーを開き、

その事が如何に困難であり、大切なのかを知らしてくれます。


ショーのフィナーレには、その勇気溢れる姿に拍手喝采が鳴り止みませんでした。


マトッテイの顧客様も彼の卓越した感性をブランド名ではなく真のファッションとして確実に評価しています。

期待のバイイングは明日です。

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2018秋冬パリコレクション Vol.1

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▼バイイングスタートはいつものオペラ座前から。

今日は氷点下と雨という天候に合わせて、

オーバーサイズのコートの下にランバンの白のファーを着こんだ暖ったかスタイルです。

また小雨にはレナードプランクの帽子がピッタリ。

バッグはマルジェラがこの春ローンチした新デビューの「グラムスラム」。

ボトムはレザーレギンスに、歩き回れる少し派手目なゴールドのスニーカーです。

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▼社長のパリスタイリング。
マルジェラのリメイクされたミリタリーコートは、かなり分厚いハードコットン。

オーバーサイズで下に着込めるので冬でも暖かいコートです。

バッグは新作のコーネリアンタウラスの自衛隊のテントの幌で使われている頑丈な素材。

足元はリックオウエンスのレザースニーカー。

こちらも春夏の新色のベージュのソールでスポーティーに仕上げます。

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▼ロンドンで活躍するアーティストの姉妹が手掛けるtoogood(トゥーグット)。

秋冬は「ランドエスケープ」がテーマ。

果てしなく続くイギリスの広い大地からのインスピレーション。

幾重にも重なる去る地層や、地図に良くみられる土地の高低差に見られる大地のレイヤー。

彫刻や陶器のスカルプチャーによる、

大きすぎるボタンやボタンホールを使ったアーティスティックなアイテムは、

10個限定のシリアルナンバーが別タグにプラスされたメイドインハウスとして新作発表されていました。

昨シーズンからメンズのシェルター2でスタートしましたが、次の秋冬からレディースでもスタートします。

自然を愛するtoogoodは、きっと女性の日々を優しく包んでくれることでしょう。

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▼ニナリッチパリコレは、シャンゼリゼ通りを少し北に上がったハイクラスな建物で行われました。

ショーにはニナリッチのイメージでもあるトレンチコートやストレートラインのコートをシックに着こなす姿が印象的でした。

勿論、トレンドを超越したお洒落マダムたちも健在でした。

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▼昨年からグッチがエコファー(フェイクファー)宣言をしてから、

2018年秋冬のファーの方向性が論議をかもしそうなこのパリコレ。

その矢先、私がコート下にランバンのリアルファーを着てたのがカメラマンの目に留まって、リアルかフェイクか聞かれました。

コートを脱いで写真を撮らせてほしいと言われましたので、どこかの雑誌で取り上げられるかも(^o^)。

因みにパリは治安が悪くスリに狙われるので、ファーは外ではチラッと見せる程度に着こなして、

基本的には室内で楽しむようにしています。

しかしこんな時、ヒール履いてたかったですね(^-^;

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▼2018NINA RICCI AW collectionです。
場所は凱旋門近くで、アールヌーボーで華やかな場所です。

キレイな色が生えるニナリッチに最適の環境です。

ショー会場は元商工会議所立ったとは思えない程の豪華なシャンデリアや壁面がフランスの美意識を感じさせます。

そして、ニナリッチを着こなすスタッフは流石にお洒落です。

コレクションのインビテーションチケットも美しいスキンカラー。

間もなくショーが始まります。

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▼2018年、ニナリッチは風をはらんだブラウスから軽やかにスタート。

パウダーピンク、薄いブルー、ホワイト、ライトグレーといった淡いパステルカラーに、

赤と黒が少し毒々しくスタイリングをキリッと締めているのが印象的でした。

優しくそして美しいニナリッチガールに見とれて、あっという間にランウェイが通り過ぎました。

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▼ニナリッチのショーが終わって部屋を出ると、何とモデルが勢揃いでお見送り。

最後に洒落たサプライズ演出に感動しました。

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2018年秋冬東京バイイング報告

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▼2018年秋冬のバイイングで東京に来ています。
08サーカスは、朝陽が射し込む南青山のお洒落なスタジオで展示会が開かれました。

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▼商品とショールームの雰囲気がマッチングした感性の高さに脱帽です。

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▼今回はラシャンブランの有島が初めて展示会に同行。

デザイナーの森下氏とも逢えました。

さあ初のバイイングスタートです。

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▼08サーカス秋冬は、いつもの透明感あるコンテンポラリーなワードローブに

ヴィンテージなプリントがスパイスを効かせたレトロなスタイリングが

またひとつランクアップを感じさせてくれました。

また、メンズアイテムからも、スポーティーなアウターやリラックスしたアイテムをセレクト。

来秋冬はメンズ&レディースミックスのセレクトに是非ご期待ください。

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▼南青山のクリントン・ストリート・ベイキングに飛び込みで急いでランチ。

ここのお店のフィシュサンドが意外に美味しかったです😋🍴💕

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▼2018年秋冬サカイプレコレクションは、

ニューヨークタイムズ紙が掲げた「真実(Truth)」という精神を根底にした力強いコレクション。

安っぽいデザイナー達は、プライドよりも売上重視のコピー商品を繁栄させる時代。

それに抗議すべく立ち上がる阿部千登勢は、

自信の信念とアイデンティテイをベースに秋冬も新たなデザインに挑戦しています。

ラシャンブランのセレクトは、ハワイアンパターンのブラウスや、アーガイル、

フラワーのセーターやプリント、チェックのセーター、デニム等、

もちろん毎年人気のダウンやMa1もオーダーしました。

常に現状に満足せずチャレンジを続けインディペンデントそして大胆。

デザイナーの気迫の溢れるコレクションにご期待ください。

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▼サカイの展示会の後は、青山のショップをチェックします。

ウインドウはいつもシーズンの代表的なテーマやアイテムがアーティスティクに表現されています。

今回は人気のTシャツのロゴのイラストが大きく打ち出され、

パリコレのトップスタイリングが貼られていました。

秋冬パリコレは3月5日に決定。今から待ち遠しいです。

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▼続いて、青山のドリスヴァンノッテンのショップへ。

ウィンドゥは春夏商品が美しくディスプレイされていました。

来週にはマトッティに春夏コレクションの第一便が届きます。

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▼2018年秋冬MM⑥のテーマは「レディー ウェン トゥウェア」(造語)=「着たい時に着ることが出来る服」。

代表的なスタイリングから6つの着たい服がピックアップされていました。
①冬にも着れる中綿入りのトレンチコート
②フェイクファーのペトロールグリーンのジャパニーズバッグ
③張りのある素材のミリタリージャケット
④袖が外せる多様化したコート


⑤ウエストの紐で表情を変えるダウンコート


⑥柔らかい表情を持つモール素材のコート。


オーセンティックな時代のアイテムを、

現代にオーバーラップさせたMM⑥のクリエーションにご期待ください。

画像はNGなので、お洒落なショールームのフラワーアレンジだけアップさせていただきました。

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▼2018年秋冬マルタンマルジェラ、プレコレクション。

パリでインフルエンザにかかってしまったので東京で改めてバイイングです。

コレクションは1950年代のフェミニンな中に色んなムードが落とし込まれた女性像が描かれていました。
①デコルテ(肩)のスリットからほんの少し肌が覗いてセクシーさを感じさせるマスキュリンなコート
②マリリン・モンローを彷彿させるセクシーでフェミニンな真っ赤な口紅色がポイントの様々なアイテム
③ストッキングからイメージする透け感があしらわれたドレス

そして「GLAM SLAM 」と名付けられたアイコンバッグは、

新たにA4サイズとチェーン付きミニショルダーが登場です。

デザイナーのジョンガリアーノは先月末にパリで

アーティザナルのオートクチュールコレクションを大好評で終えたばかり。

その彼の直後の息のかかったコレクションはきっとどれも欲しくなるものばかりです。

残念ながら画像はNGです

▼東京バイイング最後のブランドはユナイテッドヌード。

南青山のお洒落な一角にあるショップの奥が展示会スペースです。

赤のチューリップを中心に華やかな秋冬物がとっても綺麗に並んでいました。

特に気になった色は赤。

昨年大好評だったブーティーの新色で登場です。

エコファー付きもまだまだヒットしそうです。

そして青田夫妻の心こもったおもてなしに、ついついあっという間に時間が過ぎてしまいます。

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そしてマトッテイとラシャンブランでは、2月27日まで、春夏ポップアップを開催中です。

UNITED NUDE POP UPイベント

春の訪れと共に足元からお洒落を先取りしに入らしてくださいね。

3月1日~9日迄パリコレの為、マトッテイのみ閉店しております。

 

オーナーバイヤー岩高

 

 

2018年秋冬パリコレバイイング報告 Vol.6

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2018年秋冬パリ、プレコレクション終了しました。

最後の日は外で食事をという気分にもなりホテルの近くのカフェに寄りました。

(病み上がりの顔ですみません)

またメーカーやブランドの方々には、アポイントの多々変更や、

展示会場でのお気遣いも頂きました事、この場を借りてお礼申し上げます。

勿論その為バイイングはしっかり出来ましたのでご安心下さい。

最後に、今回のバイイングで強く感じた事をまとめさせていただきました。

それは、各デザイナーがそれぞれ「対比」に視点をあてていたということでした。

ニナリッチは、ステージ=表舞台と裏舞台の対比。

そしてパープルとレッドを組み合わせる強烈な色の対比。

オスカーデラレンタは、秋冬商品に海の生物等をモチーフにしてデザインしたという対比。

そしてカジュアルな海のモチーフをドレスに生かすという大胆な対比。

アンドゥムルメステールは、ジャケットなのに袖と丈が短く、

ベストなのに丈が長く、そのデザイン性の対比。メンズとレディースの対比。

ハイダーアッカーマンは、ラグジュアリーで華やかな人達と

世界とマイノリティな民族のローカルチャーの美の対比。

それぞれが対比から生まれる新しい美です。

バイイングにしても、ハイテクが進み画像と価格があれば

バイヤーでなくても誰でもオーダーをとることは出来るでしょう。

また、ある程度の売れ筋データが有れば誰でもバイイング出来るでしょう。

しかし、長く私の店に通い続けてくれるエグゼクティブで知的で感度の高い

キャリアな顧客様を満足させる商品は、現地でデザイナーの意図を感じ、そして共感し、

微妙なサイズ感や仕上げのスタイリングまで考えたローテクなバイイングからしか生まれず、

それは私にしか出来ないのです。

時代は今、ハイテクとローテクが混在しその差は拡大して行きます。

それはとても過ごしにくく違和感があると思われますが、

人々はその困惑する中でも器用にも新しい生き方を見つけていけるのではないかと思います。

その為にパリまで行くわけですから体調が悪くてもバイイングを休むわけにはいかないのです。

パリで診察を受けた病院は大きな病院でしたので設備面では安心はしていました。

しかし言葉が通じないとか多面でとても不安でしたが、

そこにおられる日本人の先生の姿を見ただけで不安が無くなり、

さらに基礎的で的確な診断を受けただけでほっとして治った気になったほどでした。

サイエンスな世界だけでなく人の暖かさ無しでは何も完結しない…。

ここでも対比の必要性を感じさせました。

今回も沢山の事を経験し感じたことを、自分のお店で活かしていきたいと思います。

では明日から春夏のコレクションをご用意し皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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★ザ・ロウとクロスは画像NGでお見せできませんが素晴らしい内容でバイイング終えております。

また、マルタンマルジェラ、MM6メイン、08サーカス、

サカイプレコレクションは2月東京の展示会でオーダー予定です。

2018年秋冬パリコレバイイング報告 Vol.5

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▲秋冬ハイダーアッカーマン。

ここのショールームの入口もミニマルな美しさに溢れていました。

テーマは「エフォートレス」。

今まで時代を先導する強靭な女性像を描いてきましたが、秋冬はぐっと優しい雰囲気です。

何時でもどこでも着れる柔らかいウォッシュ加工のブルゾンやサルエルパンツ、

パジャマの上にそのまま羽織れるようなガウンコートや肌触りの良いベロアのニット等、

日常にハイダーアッカーマンの存在を感じる事が出来るコレクションです。

最近では、メンズのベルルッティのクリエイティブディレクターとして

ラグジュアリーな世界で才能を発揮する反面、マイノリティな民族精神を心に持つ彼だからこそ、

このような柔らかい優しさのある作品も作れるのだと思います。

秋冬もハイダーアッカーマンの対比する感性の表現を是非感じてみてください。

 ★画像は全てNGでお見せできず申し訳ございません。

 

▼今回のバイイングは、出発からフライト変更でかなり体力を消耗したせいか、

パリに入って高熱が続き熱も下がらなく辛すぎてパリの病院に行くとインフルエンザの診断。

その後、丸1日ベッドから動けず食事も喉を通りませんでしたが、

何とか頑張ってバイイングに望んだ時の画像です。

その為、フライトと同じ楽な格好ですが、コートの下には室内で着れるファージャケットを着用しています。

これでバイイングでの寒さ対策はバッチリでした。

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今エコファーが主流と言われていますが、実際パリはエコファーを着てる方は見当たらず、

このように室内でリッチにファーを着ておられるお洒落でエレガントな方が目を惹きました。

来秋冬は、大人の女性の必須ワードローブとして室内で着れるファーをお勧め致します。

また特別ご予約会も予定しておりますので是非ご期待ください。

オーナーバイヤー岩高

2018年秋冬パリコレバイイング報告 Vol.4

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▼秋冬アンドゥムルメステールは、

19世紀の画家であり詩人のウィリアム・ブレイクの世界観をふんだんに取り入れたコレクション。

彼の絵に使われている光、景色、葉と空の色や黄色がかった赤、

バターなイエロー、海緑色等が入り交じりアイテムに反映されています。

シルエットは、19世紀の軍のコートをイメージし肩の張ったマイクロショートジャケットや、

反面ロング丈のミリタリーなベストが対比の複雑さと個性を巧妙に演出しています。

メンズコレクションの中に登場するユニセックス感覚のレディースこそ

アンドゥムルを愛する女性にとって貴重な存在であることは言うまでもありません。

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▼パリのアンドゥムルメステールの空間は、いつもミニマルなシンプル美と、

たおやかな季節の花の対比に感動しそして癒されます。

マトッティにいつも花を飾るのもそれをいつもここから学んでいるから。

私も常にお客様には、言葉とは違う、感動とときめきと癒しを感じてもらえるよう心がけています。

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2018年秋冬パリコレバイイング報告 Vol.3

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▼秋冬オスカーデラレンタのテーマは「海の世界」。

秋冬なのに海とは意外ですが、NYでは既に5月には秋冬物が店頭に並ぶため、

リゾートに着れるファッションを提案しています。

海の青や深いネイビー、珊瑚や貝やヒトデのピンクや赤、

海鳥のプリントのブラウスやニット等、可愛い若々しいコレクションが沢山登場しました。

また得意のツィードや、フォーマルにも着れるワンピースもオーダーしました。

素敵なドレスの一部をご覧くださいませ。

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▼ジョンガリアーノによる、

メゾンマルジェラの2018年春夏アーティザナルコレクションが発表されました。

マトッティの2018年秋冬オーダーは2月を予定しています。

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