新生 ANN DEMEULEMEESTER by ステファノ・ガリーチ

「アン・ドゥムルメステール」


アン・ドゥムルメステールは、「アントワープの6人」と呼ばれたアントワープ王立美術アカデミー出身の一員であり、1985年に自身の名を冠したブランドを立ち上げました。
アンドロジナスなシルエット、ダークなロマンティシズム、洗練されつつも感情に訴えかける創作で高く評価されました。ジェンダーの枠に挑戦し、彼女がファッションに残した影響は今なお続いています。現在、アン・ドゥムルメステールのラインは、アントニオリ・グループの所有のもと、ステファノ・ガリッチのクリエイティブディレクションにより継承されました。

「ステファノ・ガリーチ」


1996年、テオールで生まれたステファノ・ガリーチは、パンクロック、インディー、ガレージを通じてファッションに目覚めました。音楽的表現と美的表現の連続性に魅了され、それを自身の創造的探求の基盤としました。ヴェネツィアのIUAV大学を卒業後、2020年にAnn Demeulemeesterに参画、2023年にはクリエイティブディレクターに就任。彼のブランドに対するビジョンは、音楽的嗜好とアンの作品への敬意が融合したものであり、鮮やかで個性的なシグネチャーとして表現されています。2025年春夏で3シーズン目を迎えた。

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最新2025春夏コレクションがMATTOTTIで大好評です。入荷商品の一部ですがご紹介してまいります。

▼アンドウムルメステールの代表アイテムと言えばベスト。今シーズンはエレガントなボクサーパンツと合わせました。

▼黒のベストは、白の生地の端のトリミング。 size40 42 ¥185,900

▼半袖Tシャツとベストの間にはシースルーのブラウスをレイヤード。size 46(mens)¥102,300 ボクサーパンツ(ヴィスコースシルク)size XS ,S ¥207,900

▼バック、レースアップブーツ!GOOD!size 36 38 ¥282,700

着てみると、更に好きになる。そして欲しくなる。。。

▼ボクサーパンツはウエスト共布付きで小花の地柄もエレガントです。軽くて履いてないみたいです(笑)。

▼Tシャツの季節迄はシースルーのブラウスをレイヤードすると季節問わず楽しめます。

▼袖口のレースはレールのカフス。色んなアイテムに使えます。size M/L ¥67,100

▼もう一体のトルソーはミニ丈のブラウスとロングデニムのスタイリング。ブラウス size 38,40 ¥123,200 デニムスカート size 36 ¥123,200

▼淡い少しパープルがかったピンクがとてもフェミニンです。共布のボウタイは取り外せるようになっています。アンドウムルメステールのスタイリングにはシルバーのアクセサリーも必須です。シルバーネックレス ¥243.100

▼袖のカフスボタンもとっても可愛い。

▼そして夏のシューズに是非プラスして欲しいのが、このスリッポン!

後ろに少し立ち上がりがあるからむき出しのかかとが見えなくていいし、もちろん歩いても安定感があり、脱げません。ハンドで仕上げたステッチも高級感出してます。

私も勿論、即買い!足元のトレンドは、ごっつい感じから繊細なデザインに移行してます。ちょっと高いけど満足度200%!スタイリングの雰囲気一気に今っぽくなります。冬はソックスと合わせてもOK。是非取り入れてみて下さいね!size 36h 37 37h ¥209,000

▼続いて次の2体のご紹介。

▼ボクサーパンツは白のTシャツとベストとストールで合わせても涼しげです。アンドウムルメステールは、アイテム同士、色んな組み合わせが可能なところも魅力です。Tシャツsize S ¥67,100(白地と黒地あり)大判ストール ¥73,700

▼そしてもう1体はグランジをエレガントに表現した軽やかなニットチュニック。やや透け感のあるニットの胸元は繊細なレースやリボンがあしらわれています。size 40 ¥270,600(白と黒あり)

いつまでも純粋な心でいたい女性のささやかな願望を兼ねてくれるような作品です。

▼最後のスタイリング。ショートブルゾンとTシャツには、MM⑥のクラッシュデニムスカートを合わせました。クラッシュデニムスカート MM⑥ size 38.40 ¥100.100 レザースニーカー(グレー)size36h  ¥166.100

▼オフホワイトのブルゾンは独自の素材感が溢れるコットン100%。立体的なポケットもポイントです。size38  ¥185.900。

▼ボトムがワイドが主流な今、Tシャツはこんなショート丈が嬉しいですね。白地と黒地の2色展開。size S ¥51.700

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そして最後に2025春夏のプレスリリースをご紹介します。今回のコレクションの魅力はこの彼のリリースで、イメージがきっと膨らみアンドウムルメステールを更に好きになってくれることと信じています。

【アン・ドゥムルメステール 2025 Spring Summer Collection】

失われた、そして見つけられた思考。

今回は、夏の終わりの日々ばかりを考えていました。ちょうどもう終わるという頃。目覚めるのが楽しく、太陽の下で過ごす毎日。
太陽、色あせた服、海辺で昼寝をしているときのように、ぼやけていく色彩。
目覚めると、すべてが歪んで見える。むき出しの胸とデニム。
クリスタル・キャッスルズの 『Crystal Castles II』 を聴きながら、この一見ランダムにも思えるメモを書き留めています。早朝、ショーまであと数時間というところ。
夏にかけるレコードといえば、フリートウッド・マックの 『Rumors』 でした。
私のお気に入りの一つです。母が毎朝その曲を流していました。失われて、また見つかったような、魅力的な音の組み合わせです。柔らかく、優しい感情。それは愛?それとも友情?わかりません。
このコレクションは、そんな思考と感情の束から生まれました。
これらの感情をそのまま流し、何かを見つけ、何かを失いました。レースがあり、デニムがあり、羽のように軽やかなニットがあります。伸びやかさとルーズさ、そして仕立てのしなやかさもあります。スカーフには無限にアレンジできる力があります。
ローブの長い流れ、自己装飾への欲求、そしてふとした無意識さ。毎日、目覚めて服を着たり、脱いだりするのを楽しむこと。
当時、バンダナを頭に巻いたことはありませんでしたが、今でも若きマイク・ミューアの
スタイルが好きです。
一方で、私のジーンズは常に破れていて祖母がそれを直してくれていました。
私が求めているのは曖昧さ。服装や存在、振る舞いの曖昧さ。それは、自分が望むまま、
束縛されず自由でいられることを可能にしてくれるもの。あの夏の日々のように、無限の
可能性を秘めたものです。
粗さと繊細さとは、この感情に何もフィルターをかけない翻訳のようなもの。
言葉ではなかなか表現しきれないけれど、それでも確かに約束へと変わっていきます。
Ann Demeulemeesterは、私にとって、ピースを一つひとつ積み上げていくべき心の風景
です。足し、引き、個人的な感情や自伝的要素を織り交ぜながら、見つけ、失い、また見つけるのです。
もう少しこの夢を見させてください。

クリエイティブディレクター:ステファノ・ガリッチ

スタイリング:エロディ・ダヴィッド・トゥブール

ヘア:アンソニー・ターナー

メイク:インゲ・グロニャール

キャスティング:ベン・グライムス

音楽:マルコ・フシナート

プロダクション:アーバン・プロダクション撮影:ビデオギャング

プレス:KCDパリ

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オーナーバイヤー岩高

DRIES VAN NOTEN MATTOTTIとSERATAで展開する2つの世界

ドリス氏退任後のチームで望んだ2025春夏コレクションが次々と届いています。心配されましたが、ドリス氏のDNAはこれからもスタッフの感性で受け継がれていくことを感じさせる素晴らしいコレクションです。

今シーズンはカラーバリエーションが豊富なので、MATTOTTIとMATTOTTI SERATAの2つのショップ空間で展開しているドリスをご紹介します。

●MATTOTTI SERATAのドリスの世界

イエロー系のバリエーションをメインにしたディスプレイ。

背中がレースのマニッシュなグレーのシャツには、あえてフェミニンなスカートをスタイリング。

スカート税込み価格¥158,400(コットン100% 34・36サイズ)シャツ 税込み価格¥160,600(コットン100% XS・Sサイズ)

スカートの色違いは薄ピンクがベースの優しい赤柄。

スカート税込み価格¥158,400(コットン100% 34・36サイズ)今年お勧めのシアーな長袖ニットと合わせました。税込み価格¥84,700(コットンポリアミド S ・M)

カラーは3色です。(オレンジは国内でMATTOTTIのみ)

私はオレンジをゲット!ザロウのパンツにインしたりと、肌寒い春先にとても重宝しています。

上に羽織ったブルゾンは問い合わせ殺到の超人気のブルゾンです。裏地付きで合い時期にお勧め。そして軽量です。綺麗に施されたトリミングもポイントになっています。税込み価格¥214,500(コットン100% S・M)

そして後ろに見える袖のギャザーのデザインが高級感ありますね。ロングスカートに丁度いい丈感です。

そして、パリコレでひときわ目惹いたグリーンベースの白柄のワンピース。これぞエレガントなドリスの代表作です。(国内でMATTOTTIのみの入荷)税込み価格¥311,300(34サイズ)

カラーはこの2つの画像の↑↓中間ぐらいです。

蘭の花の色柄をプリントに落とし込んだ美しい柄のAラインスカートは黒のシックなブラウスと合わせました。税込価格¥214,500(34・36サイズ)

シルバーのレザーバッグはチェーン(取り外し可)と金具がゴールドという斬新なカラーです。クラッチにもお勧めです。税込み価格¥163.900(28㎝×17㎝×6㎝)

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●MATTOTTIのドリスの世界

ザロウ、マルジェラ、アンドウムルメステールが並ぶ店内にはそれらのブランドとの共演が実現します。

大輪の蘭のスカートはスエットベストとカジュアルにスタイリング。さらりとした軽い100%ヴィスコースで明るめのネイビー地とスモーキーなピンクやパープルの蘭の花でシックなスカートになっています。スカート¥149.600(34・36) スゥエットベスト¥78.100(XS)(ベージュもあり)

足元はエナメルのストラップサンダルはカジュアルさを加えてエレガントにね。ストラップサンダル(メゾンマルジェラ)¥210.100(36・36h・37・37h)

同じプリントのパンツは黒のジャケットでマニッシュにスタイリングしました。ヴィスコース素材で軽すぎるくらいです。ウエスト紐付き¥127,600(36・38)

いつもドリスの柄パンは即売するので手に入れるのは至難の業。でもこのパンツゲットしました!

ドリスのブローチ、今シーズンも必須です。スエットや色んなアイテムに付けて楽しめます。¥58,300

ドリスのお袖ふんわりのカットソーと合わせると真夏スタイルに。トップス¥48,400(XS・S)コットン100% 白もあり。

後ろのプリントの配置バランスがGOOD!

続いて、MATTOTTI得意のマニッシュスタイルは、襟もとがエレガントなカシュクールのブラウスと毎シーズン鐵板のショートジャケットのスタイリングです。

ジャケットはウールですが伸縮性がありとても着やすいです。カラーはネイビー税込み価格¥203,500(36・38)、同素材のロングスカートで貴重なスーツスタイルも実現します。スカート税込み¥143,000(34・36)

パンツはフォルテフォルテ。ブランドミックスのスタイリングこそ、MATTOTTIならではです。

シルク100%のブラウスはとても軽く、ランダムな柄とフリルと左右アシメトリーな袖のデザインがカジュアルさを出してくれます。税込み価格¥171,600(36・38)

インナーに同素材のライニングが付いているので脇も見えないようになっています。

一枚で着るとこんな感じ。夏にはデニムでカジュアルに楽しめます。

他にも紹介しきれないほど沢山のドリスが揃う2025春夏コレクション。

MATTOTTIでしか味わえない、MATTOTTIとMATTOTTI SARATAでドリスの醍醐味を感じにいらしてくださいませ。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

MATTOTTIオーナーバイヤー岩高

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商品のお問い合わせは、㏋のメールアドレス、インスタグラムのDM、お電話お待ちしております。

定休日 毎週火曜日と水曜日

TEL:078‐232-3963

春のアウター、エレガントからモード、どれにする?

2025 SPRING COAT collection スタートしました。

もうすぐ3月を迎えますが、今年は風がまだまだ冷たすぎます。でも陽ざしは春。

ついつい春のコートは着る機会が無いという声も聞こえてきますが、お洒落な女性はもう春素材のアウターを着て欲しいですね。

早速、MATTOTTIではエレガントからモードな春のアウターを揃えましたのでご紹介いたします。

●MOORER(ムーレー)先月の秋冬オーダー会で大変ご好評頂いたイタリアのダウンブランド「MOORER」の春物コートやブルゾンを約20点ほど揃えました。その一部をご紹介いたします。

↓玉串色に煌めくコートはワンピースとしても楽しめます。撥水性のあるナイロン製だから、スタイリッシュに雨や風から保護してくれます。税込み価格¥261,800(サイズ38、40)

 

ウエストのグログランのベルトでウエストの調節も可能です。

後ろのフードは取り外し可能です。

前を開けてさらりとはおれます。

↓美しい白のコートは、両サイドが開いた軽く羽織れるケープ風のデザインです。耐水レベル2という撥水、防水、耐水レベルと、2層構造のポリエステルギャバジンが高いレベルを保ちます。税込み価格¥247,500(サイズ40)

もちろんフードは取り外し可能です。

↓濃いネイビーのコートはシルクのような風合いで、その上極めて軽量。でも裏地が付いてるから春の防寒にも対応します。防水性のあるメンブレン加工を施した快適なテクニカルファブリック。

ドロシーシューマッハのシルクのエレガントなロングワンピースにさらりと羽織るとスニーカースタイルにもお勧めです。フードも取り外し可能です。税込み価格¥239,800(サイズ40、42)

こうしてウエストを括るとエレガントなコートに。

ムーレーはショート丈も揃っています。

春先は冬服の上に、梅雨には防水コートとして、初秋はTシャツの上にと、一年中活躍するMOORERお勧めです。

●MAISON MARGIELA(メゾンマルジェラ)独特のゆったりしたシルエットのナイロン100%のコート。こちらも春先の冷たい風よけにお勧めです。税込み価格¥319,000。

スタイリングは全てマルジェラでコーディネート。Tシャツはかすれた胸のロゴが良い感じ。厚地のコットンのひざ下丈のスカートで、全体をスモーキーなスミ黒でスタリングしました。

とても軽いので、思わず着ているのを忘れるぐらいです。

● MM⑥(エムエムシックス)ボンバーナイロンのスタジャン税込み価格¥201,300

インナーとパンツはアンドウムルメステールで合わせています。

後ろの生地がフレアに足されて裾にはドローストリングのデザインがおしゃれです。

色違いのカーキ×オレンジも一度は着てみたかった配色です。

●ANN DEMEULEMESSTER(アンドウムルメルテール)のボンバーブルゾンはユニセックスサイズ。素材はやっぱりシルク47%混だからしなやかでエレガントです。税込み価格¥228,800

トルソーはパンチあるTシャツでスタイリング。

●MAISON MARGIELAのデニムジャケット。コットン100% 税込み¥262,900

メゾンマルジェラのデニムブルゾンはとても軽く、お袖と背中のふんわり感が、流石!です

デニムスタイルはどうも苦手という人にお勧めのエレガントなスタイリングです。

MATTOTTIだからこそ、エレガントからモードまで幅広く揃うスプリングのアウター。そろそろ皆様、冬眠?!から出てきて春物セレクト始めましょう。

ご来店心よりお待ちしております。

オーナーバイヤー岩高

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2025春夏SHOPPINGは、準備出来たブランドから随時アップしております。

現在は、

DRIES VAN NOTTEN

https://mattotti.co.jp/?mode=grp&gid=1142525

MAISON MARGIELAの2ブランドが

https://mattotti.co.jp/?mode=grp&gid=1263764

リンクからご覧いただけます。

 

 

2025年秋冬パリバイイングVol.4

今日は少し早めに出てルーブル美術館横のcafe marlyでモーニング。

パリのカフェのなかでもここはいつも特別です。

ファッションと共通なのは、古い歴史こそ越えられないものがある。ということ。

デザイナーのタイチムラカミ氏も同じこと言ってました。

しかしパリのクロワッサンは、どうしてこんなに美味しいのでしょう😃💕

 

2025秋冬、パリバイイング無事終了しました。

お土産もSébastien Gaudardでバッチリ買えました。

ここは2階がカフェになっているのでショーケースのチョコレートやケーキはもちろん、簡単なランチも頂けます。

静かな雰囲気なので是非おすすめです😋

今回パリは、毎日傘が欠かせない程ほぼ雨でいつもよりマイナーな気分でしたが、最新のファッションを観る毎日はハイテンションの連続でした。

これからファッションが何に向かうのか、そして私達にどんな感動を導いてくれるのか、その答えはMATTOTTIにあります。

では31日からお店に戻っておりますので、素晴らしいファッションについて一緒に楽しみましょうね🎵

ご来店心よりお待ちしております❣️

オーナーバイヤー岩髙

2025年秋冬パリバイイングVol.3

会場はパリ8区のPavillon Gabriel。20年ぐらい前にジョンガリアーノの展示会で良く訪ねたホールでした。

午後8時ギリギリに会場到着。既に真っ暗な中に人集りで盛り上がっていました。

後で聞くと、アナウインターも来てたようです。

早速buyerのパネルから会場入り。会場のなかは熱気で溢れ帰っていました。

インビテーションカードと同じ番号の席につくと今回は何とフロントロー(最前列)!

しっかりお伝えしますねカメラを構えましたので動画でご紹介していきます。

いよいよ、新たなアーティスティックディレクターPEATER・COOPING (ピーター・コッピング)のLANVINスタートです!

LANVIN 2025 AW
パリコレクション。
今回のバイイングのラストを飾るブランドに相応しいコレクション。

 

ショーの翌2日からバイイングが始まります。

パリ8区のアトリエは沢山のバイヤーで熱気に溢れていました。それはショーが大成功だったことを証明していました。

今回のテーマは、ランバンの創始者ジャンヌランパンへのオマージュ。

1920年から30年のアーカイブを復活アトリエに並ぶトルソーやディスプレイは、オートクチュールのテクニックを駆使したドレスが並び、私達をまだ見ぬ過去に誘います。

ラックにはまさに現代の究極なシックが展開されていました。

これぞマトッティが求めていたもの。

ピーターコッピングは、直前までバレンシアガのオートクチュールのデザイナーで、わずか3ヶ月でそのキャリアを見事に実現させたのです。

135年の伝統があるランバンの復活。

2025秋冬から、マトッティと共にエレガントでシックな日常をご一緒に楽しみましょう✨

オーナーバイヤー岩髙

 

2025年秋冬パリバイイングVol.2

 

アテンティタィブアトリエ、パリショールーム。

SHELTER2で5シーズン目を迎えるブランド。

 

今まではパンデミックで小さな生地とリモートを頼りにオーダーしていたが、

実際にサンプルを見て、触れて、触ってみると、アテンティブのフルコレクションにうなされるほどの感動を得ました。

ブロックプリント、泥染め、コモシャツ、キャメルヘア、アメリカンヴィンテージ、

手織り、ロロピアーナカシミヤ・・・等、デザイナーの哲学が詰まったコレクションでした。

デザイナーから、商品の哲学、こだわり、熱い想いを直接感じることこそ、

バイイングはショールームで見ることが大切であると、スタッフも感じてくれたと思います。

アンドゥムルメステール、2025秋冬レディースプレ&メンズコレクション。

ロンドンで活躍のフォトグラファーCole Flynn Quike(コルクフェインカック)のドキュメンタリー、

写真、イメージ、コラージュ等の作品がデザインや素材に落し込まれたコレクション。

パリファッションは常に黒の世界。

自分を大きく裕福に見せるファッションにアンチを掲げる。

常に内に内に情熱を秘めるからこそ、服そのものが目立つのではなく、人間自身が際立つ。

難しいようだが、その哲学は、ファッションというカテゴリーそのものよりも、人そのものに敬意を払っていると感じる。

今回のラインナップは人気の品番もあり、更に進化させたものもありました。

今回私が履いてきたブーツもあり、長く愛用できるアンドゥムルメステールの証明です。

私達のテーブルの横には、デザイナーのステファノガリーチが座っていました。

デザイナーがショールームに居るのは珍しいこと。撮影にも快く応じてくれました。(背が高い!)

3月のパリコレでは、更に最新のアンドゥムルメステールの世界が発表されます。乞うご期待を。

「ブリティッシュヘリテイジ」

伝統ある英国王室。それに受け継がれる文化と遺産。物を大切に、親から子へ代々される全てのもの。

ファッションもその一つ。

チャールズ皇太子は代々受け継がれてきた服を大切にリペアして着ていたという。

メゾンマルジェラはその歴史の継承に敬意を表し2025秋冬に表現しています。

ジョンガリアーノがメゾンマルジェラを昇華させた最後のコレクション。素晴らしいフィナーレになることでしょう。

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ショールーム内の撮影は一切禁止されています。

その窓から見えるエッフェル塔と少しづつながれる雲。

マルジェラも次なるデザイナーを迎えるようです。
過去を振り返りながらも、ファッションも雲の流れと同じように留まることなく、次へと向かっていきます。

オーナーバイヤー岩髙

2025年秋冬パリバイイングVol.1

関西空港、パリ行きフライト待ち。
空港内は暑く、飛行機内は寒い。
この寒暖差にいつも何を着るか悩まされます😞💦
@mattotti_kobe

フライトにはアンドゥムルメステールのグレーのレザースニーカーは黒のスタイリングにシックさを加えてくれます。

今回はSHELTER2のYUICHIも同行。
メンズバイイングに頼もしい存在です。
@shelter__2

2025秋冬、メンズ&レディースバイイング、毎シーズン気持ちを新たにして望みます❗

 

19時半、パリ到着。
今話題のグリーンランドの上空を通過して14時間のフライトでした。

気温は11℃。そんなに寒くないです。

ホテルにつくと、25秋冬のLANVIN(ランバン)からインビテーションが届いていました。

ランバンのブランドカラーの水色の箱に、YOKO IWATAKA名と、シートNO.が入ってました。

数シーズン前から、どのブランドもショーの人数制限があるため、中々手に入らない貴重なチケットです。

新たなアーティスティックディレクターは PEATER・COOPING (ピーター・コッピング)。

彼とは、以前マトッテイで、ニナリッチやオスカーデラレンタで取り扱っていましたから、再会に更に感動です!

新生LANVINのコレクションは、明日夜20時から。

久しぶりのパリコレランウエイしっかりお伝えさせていただきますね❣️

 

久しぶりのGUIDI(グイディ)パリ、ショールーム。

早速、グレーのバックジップに釘付け!
スリムなラストと7cmヒールがエレガント✨

ソフトホースのバッグも、ショルダー付きで小さめの大きさが気に入りました。


この秋は久しぶりにGUIDIがマトッティに並びます✨先行オーダーご希望の方、ご連絡お待ちしております❣️

 

ワークスタットミュンヘン、パリショールーム。

シルバーのセンスNO.1と想えるほどおしゃれなアクセサリーです。

それに相応しい程の美しいパリのショールーム。

MATTOTTIではTシャツセーターに合わせたいネックレスをセレクトしました。

デザイナーとも久しぶりに再会。

ワークスタットミュンヘン、デザイナーが、パンデミックの時に製作したと言う作品集。
作品はもちろん、製作現場も編集された圧巻のBookです。デザイナーからサインのプレゼントに感動の連続でした。

オーナーバイヤー岩髙

美しきホワイトダウン「MOORER 」のスペシャルオーダー会

MOORER【ムーレー】

2025 秋冬スペシャルオーダー会

1月9日(木)~1月19日(月)

この度、MATTOTTIでは、2025年秋冬の最新モデルコレクションをご用意し、お客様のご希望のサイズ、カラーのオーダーをお受け致します。

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MOORER【ムーレー】は、家業であるダウンジャケットの製造業を受け継いだモレノ・ファッチンカーニ氏が2006年にイタリア・ヴェローナで創設したラグジュアリーアウターブランド。

ダウンジャケットには、最高レベルのフィルパワー(880)を誇るホワイトグースのダウンを使用しており、軽量でありながらも保温性の高さを実現しています。

その拘りとは、プルミュールダウンという最高級品質のホワイトグースを使用し、さらにそのダウンをイタリア政府の指定規格に従い、イタリア国内で殺菌洗浄するという徹底振りです。

さらに特筆すべき点は、中綿のグースダウンがダウン100%になったことです。 実際には小さな羽根を全て除くことは不可能なので96%ダウンの比率では有りますが、限りなく100%ダウンに近い最高級の中綿になっています。

MOORER(ムーレー)の上品で丁寧な作りは、ポケットやファスナー、釦など細かいディテールにも表れています。 春夏はコットンポリエステルの軽いアウター、秋冬はダウンアウターを取り揃えています。

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この度のオーダー会では、貴重な新型モデル8型を厳選しました。その中の4型をご紹介いたします。

スタイリングは、

▼ダウン&ケープの組み合わせ。ケープは表が薄いグレーのグレンチェック、内側は薄いグレーのダブルフェイスです。ケープ:カシミヤ10%ウール100%。税込み価格¥621,500

ケープの袖口は外せるようになっています。

このシリーズは、無地のカラー5色展開、また標高5,000メートルで特別な許可を受けた人だけが取れるカシミヤ100%を使ったものもあります。(100%※厳密にはアイベックスゴートの毛)

※ヤンギーア(Yangir)とは、カプラ・アイベックス・シベリカ(Capra Ibex Siberica)から採れる、柔らかさと光沢において比類のない特徴を持つ繊維である。モンゴル、カザフスタン、キルギスの標高5000メートル以上に生息する動物である。この動物は希少であるため、入手可能なものは限られており、この繊維に特別な価値を与えている。アンダー・フリースは金色で明るく繊細な色をしており、細さは約13.5ミクロンです。

▼こちらはこれってムートンとダウンのセットです。

上のムートンは丸いコクーンラインが特徴です。白のニットの上に着ると室内でもずっと温かく過ごせます。

下のダウンはフード付き(取り外し可)スリムなシルエットです。税込み¥1,056,000 ムートン付きでこの価格は絶対おすすめです!

▼こちらは前身頃にムートンがあしらわれたダウンです。子のモカブラウン何とも言えない良いお色!

色違いのストーンもいいお色です。

▼実は、寒い寒い今の季節にはロングも必需品です。

もちろん中にはダウンも付いてます。

税込み価格¥724,500。カシミヤ混のロングコートだけでも十分重宝します。カラーも黒、クリームなど4色展開です。

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そして、MATTOTTIならではのブランドミックスもご提案しています。

イタリアのMOORERとフランスオートクチュールの「NINA RICCI」を組み合わせました。

黒のフーディーダウンを、ブラックパールとロングドレスに合わせられるのは、最高級の素材とダウンだからこそ。

 

美しいキャメルのカシミヤ混のジャケットとダウンがセットになった商品は、ニナリッチのチュールのブラウスとキュロットで華やでエレガントなカジュアルスタイルに。

ダウンの概念を越えた、ラグジュアリーでモード溢れるムーレー。

1月19日(日)までオーダー受け付けております。

店内は春物も揃ってきましたので、お客様も春に来年の冬にと、どれから選ぼうかしらと、セレクトも忙しそうです。

是非この機会に触れて、そして纏って、お洒落で華やかで温かいムーレーに包まれて欲しいと思います。

ご来店心よりお待ちしております。

オーナーバイヤー岩高

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1月24日(金)~1月30日(木)はパリバイングの為、MATTOTTIのみ閉店しております。また2025秋冬最新ファッション見て参ります!

 

 

 

2025年 変化を恐れず、情熱と勇気で臨む挑戦の年

2025年、明けましておめでとうございます。

今年の正月3ケ日は、良いお天気に恵まれ気持ちの良いスタートとなりました。

そして干支の🐍巳年(蛇年)はとても縁起が良いようです。

🐍努力や準備が実を結び始める年。

🐍金運・財運の象徴で、お金が貯まる吉祥のモチーフ。

皆様に、そんな素晴らしい一年が訪れますよう心よりお祈り申し上げます。

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さて、2025年のMATTOTTIも1月4日よりスタートしました!

昨年はラグジュアリーブランドを筆頭にデザイナーの交代が相次ぎ発表され、グローバリズムの中、ファッションも次なる時代に大きなうねりを起こす気がしています。

そのキーワードとして挙げられるのがこの転換です。

●「クワイエットラグジュアリー」から「エレガントへの回帰」です。

ブランドロゴを表に出さない静かな定番こそ真のラグジュアリーというトレンドから、ポジティブで明るいムードなファッションを楽しむというスタイルに変わっていくでしょう。

控えめで間違わない定番スタイルから、自由で楽しめるそして美しさ、自分らしさを自分で決める挑戦する華やかで軽やかなスタイルです。

MATTOTTIは常に次のトレンドを察知し、提案してきました。2025年、特に期待したい3ブランドです。

①ドリス ヴァン ノッテンの後任、新クリエイティブディレクターの「ジュリアン・クロスナー」による新生「DRIES VAN NOTEN」

②徐々に実力を魅せてきた、アンドゥムルメステールの後任、「ステファノ・ガリーチ」による軽やかで装飾性溢れる「ANN DEMEULEMEESTER」

③亡き、アルベールエルバス後、ようやく3年ぶりにクリエイティブディレクターとしてブランドの再生を託された、実力派「ピーター・コッピング」による「LANVIN」

ファッションの行方は、いつも予測不可能だからこそ、神秘的であり、謎めいた、危うさが私達を魅力へと惹き付ける。

2025年MATTOTTIは、グロバリゼーションを見据えたファッションの変化に、熱い情熱と勇気をもって挑戦して行きたいと思います。

皆様と共に。

本年も何卒宜しくお願い致します。

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★MATTOTTI WINTER SALE 1月4日(土)~

30~40%OFF❗

まだまだ春先まで活躍するシーズンレスな冬物がいっぱい。商品はプロフィールのHPのリンクからご覧下さいませ。お問い合わせは、プロフィールからHPやDMでお待ちしております。HPのshoppingのカートもご利用いただけます。

ANN DEMEULEMEESTER  CIVIDINI DRIES  VAN NOTEN DOROTHEE SCHUMACHER  Maison Margiela MM⑥ NINA RICCI   Sarah pacini  THE ROW

*対象外商品もございます。

★「MOORER」 2025秋冬オーダー会❗

1月9日(木)~1月19日(月)(最終日は3時まで)

イタリアの最高級ダウンブランド「ムーレー」のオーダー会です。ダウンの概念を通り越したエレガントで美しいデザインを是非ご覧くださいませ。

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*1月23(金)~1月30(木)までパリバイイングのため閉店しております。

2024年、沢山のご愛顧を有難うございました。

2024年の今日、全店、無事営業最終日を迎えることができました。

これもお客様の温かいご愛顧のお陰と心より感謝お礼申し上げます。

振り返ると、元旦からの能登半島地震、そして記録的な猛暑、中東情勢の悪化、円安等、史上最悪と言える打撃の連続は私達ファッションビジネス側にも非常に深刻な影響をもたらした一年でした。

さらに追い打ちをかけるように、6月、ドリスヴァンノッテンの退任。

更に12月、『メゾンマルジェラ』のデザイナー「ジョンガリアーノ」の退任。

MATTOTTIの基幹2ブランドのクリエイティブディレクターの相次ぐ突然の発表は、MATTOTTIにとって先行きの不安と懸念の連続でした。

そんな日々の中、お客様は、いつも元気で、そして明るくパワーに溢れてMATTOTTIに来られます。

それはどんな時代であろうが、ファッションの持つパワーは人々にとって、かけがえのないものだからです。

しかしながら、疑心暗鬼は常に私の中にあります。

ファッションの持つパワーなら、もっと魅力的なブランドや商品が揃っている店は他にもたくさんあるはず…。でも、お客様はMATTOTTIに来てくれている。

それはなぜだろう…と。

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つい先日、とある雑貨屋さんで感じた事。

外から見るとその店は何でも揃っているように見えたので何か良いものが見つかるかもしれないと足を踏み入れました。予想通り生活雑貨から洋服、インテリアまで幅広く何でも揃っていたので、興味深く、ぐるぐると広い店内を期待を込めて回遊しました。

でも結局何も買わずに出てしまったのです。

買いたかったものがきっとあるはずだと思って入ったのに買いたいものがなかったのです。

つまり、人は買いたいものがはっきり決まっている時はその品が必ずあるという事を知っている店に行きます。

そして期待通り自分が買いたかったものがあればきっと買うでしょう。

でも今回のように、何かいいものがあるかな?と思って店に入ってもそれがなかったら当然ながら買うに至りません。

MATTOTTIにくるお客様は、ブランドのこともよくご存じで、おしゃれで着こなしも上手ですからファッション知識に溢れています。

それでもMATTOTTIに来られるというのは、「ご自身のオシャレな感性の範疇以上のものがMATTOTTIに行けばあるはず」と期待されているからではないかと思います。

「買いたいものがある店に行く」ではなく、

「何か良いものがあるに違いないから、そして新しい何かを感じられる店だから行く」にならなければと感じた瞬間でした。

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最後に。

実は、私の大切なお客様が11月に急逝されました。女性として常にカッコよくお洒落で気配りのある素晴らしい方でした。

あまりの突然の事で、気持ちの整理も付かない日々が過ぎてゆきましたが、今までのご愛顧にしっかりと感謝の気持ちを伝えたかったので、MATTOTTIでお別れ会を致しました。

今回のブログのトップ画像は、バラの花がお好きなお客様でしたので、そのお別れ会にご臨場頂いた他の顧客様がお持ち下さった献花です。

お客様同士のリスペクト。それは私にとって今までにない素晴らしい心の感動を導いてくれたのでした。

このお客様の生前に頂いた厚いご愛顧に恥じないよう、そしてお見送りいただいた多くのお客様に、そしてこれから新たに出会えるお客様に、「何か良いものがあるに違いないから、そして新しい何かを感じられる店だから行く」と言われるよう来年も精一杯努めてまいります。

皆様にとって新年が素晴らしさに溢れる一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

来年も何卒宜しくお願い致します。

❇️新年は1月4日(土)より営業致します。

❇️WINTER SALE 1月4日(土)よりスタート致します。

MATTOTTI

オーナーバイヤー 岩高要子