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2019秋冬パリ、プレコレクションバイイング Vol.4

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▼2019年秋冬、アンドウムルメステール、プレコレクションは、メンズコレクションの

ランウェイの中でレディースも一部発表されていました。

ショーを見たとたん、懐かしさのある、そして若々しさを感じました。

その理由は、後日ショールームでプレスリリースを頂いたときに分かりました。

以下ブランドのプレスリリースをご紹介します。

70年代と80年代には、フランドル地方の大都市アントワープは挑発的で活発なヴィジュアルアートと

音楽によるカウンターカルチャーの最もアクティブな中心の1つであり、パンクが人々を先導していた。

ベルギーのパンクロックバンドThe Kids、デュオのアーティストClub Moralやヨーゼ・フボイスの活動や

エキシビジョンは反抗的な若いエネルギーを生み出し、アントワープ王立アカデミーの若い卒業生の糧となった。

この豊富なアバンギャルドな考えにコンテンポラリーの捻りを加えて再解釈された

今シーズンのコレクションのデザインは折衷と様々な影響の衝突を刺激する。

シンボル、スローガン、パターンとカラーは、オルタナティブなヘリテージをより活き活きとさせる。

スキニーなレザーのトラウザーにはバイカーブーツを履き、実用的なミリタリースタイルのベルトを何重にも巻いて
ウエストを縛る。

カーゴパンツやウールコートにはタシスト・カモフラージュプリントが使用。

イレギュラーなルースニットは魚の網のようで、クラフトなディテールがDIY感覚を呼び起こす。

シルバージュエリーはアントワープの神話、シルヴィウ・スブラボーの切り落とされた

手を呼び起こし、万智の永遠の反抗精神のシンボルとなっている。

以上プレスリリース。

 

クリエイティブ、ディレクターのセバスチャン・ムニエが、自分がまだデザイナーとしてブランドに居ない頃、

アントワープシックスを引き起こしたベルギーファッションの文化的脈絡や、アンドウムルメステールのカリスマを回顧し、想像し、

原点に戻って探求したコレクションだと書いてあったのです。

アンドウムルメステールの精神を心から尊敬し大切に継承する、セバスチャン・ムニエは、

2019年秋冬コレクションで、再びその時代を私達に魅せてくれたのです。

皆様と一緒にその世界を楽しみたいと思います。

※商品画像はNGです。

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▼少し時間が出来たので、久しぶりにギャラリーラファイエットへ。

ここの吹き抜けの天井は本当に見事です。
4階辺りには、スケルトンの張り出したテラスが設けられ、そこから広大な空間を楽しめるようになっていました。

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▼ギャラリーラファイエットに来ると、ラグジュアリーブランドを一気にリサーチし、次なるブランドを研究模索します。

そして1月のパリはセール真っ只中。物凄い人、人、人…だらけ。

バレンシアガはやはりパリでも人気のようで、各フロア全てにショップがあるほどです。

少しの時間でも人混みは疲れます。少しだけ5階のでカフェタイム。

ここからはパリの景色とエッフェル塔が見える穴場です。

今日は寒い霞に浮かぶエッフェル塔が見えました。

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オーナーバイヤー岩高 

 

2019秋冬パリ、プレコレクションバイイング Vol.3

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▼昨夜は-4℃まで冷え込んだパリ。


今朝も-2℃の寒さでオペラの前も凍ってて滑る人もいました。

今日はロングコートの下にアンドウムルメステールのパーカーを着込みました。

 

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社長はクロスのコート、斎藤はトゥーグッドのコートで、バイイング行ってきます。

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▼2019秋冬ハイダーアッカーマン。

白い空間に、赤の花が所々に活けられた美しいショールーム。

BALENCIAGA等のロゴがストリートファッションを牽引する今、ハイダーはロゴではなく、

ピュアでクリーンでリラックス、そして穏やかなラグジュアリーな世界を表現しました。

ピュアでクリーンには水色やレモンイエローを用い、

ラグジュアリーには一部レザーをデザインに加味する等、対極したストリートを確立しました。

ハイダーは、チームのスタッフに「私達は物を作っているのではなく、夢を作っている」といつも伝えているそうです。

私も、店頭スタッフには「物を売ってるのではなく、デザイナーの魂が宿る服を集め、お客様のライフスタイルを豊かにするものを売っている」と伝えています。

ハイダーの服を着ることでお客様の夢を叶えられるよう来秋冬も精一杯努めて参ります。

★商品画像はNGです。

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▼ハイダーアッカーマンからクロスのショールームへ移動。

その間、歩いて15分ぐらいの時間を楽しみます。

然り気無いポスターや貼り紙、看板、落書きまでもが全てパリはアートです。

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▼クロスのショールーム横の花屋さん。

いつもこの季節、球根類の芽が春を呼んでいます。

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▼2019年秋冬クロス。

いつもと変わらない入口を入ると、ローラとモルガンの笑顔が優しく私を迎えてくれます。
そして秋冬は新しい雰囲気のコートが沢山登場しました。

ベビーキャメルのへアを内蔵したウォータープルーフのダウンコートやブルゾン。

ウールリネンのエレガントなコート。

ウールとコットンのダブルフェイスのコート、ウールカシミヤのニットコート、アブリアードステッチがポイントのジャケットとスカートとストール。

そして、コッポラボの帽子もオーダーしました。

 

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▼今日のランチはアマディ氏と一緒に手作りのショートパスタとチキンと野菜の煮込みを頂きました。

いつも納品されると、スーッと店頭から無くなるほど人気のクロス。

来秋冬は少しオーダーも増やしましたので、もう少しゆっくり見てもらえると思います。楽しみにしててくださいませ。

★商品画像はNGです。

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オーナーバイヤー岩高

2019秋冬パリ、プレコレクションバイイング Vol.2

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▼パリでプレコレクションを発表しているトーガ・プルラ。

広々とした落ち着いた空間は窓からもパリの雰囲気が望めます。

2019年秋冬は、いつもよりとてもシックなコレクション。

先ずは渋めの赤やカーキ等に目を惹かれます。

また、全体的にスポーツの要素がミックスされ、ワンピースやブラウスといったエレガントなアイテムにフードを付けたり、ボア素材に撥水加工を施したり、

初の登場となったダウンコートは、ロングベストとショートブルゾンが切り離せるユニークなデザインに仕上がっていました。

勿論、人気のウエスタンシャツも健在です。

今年の春からラシャンブランでスタートしたトーガ・プルラ。

秋冬も皆様の日常を楽しませてくれる事でしょう。

※商品画像はNGとなっております。

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▼パリ、TRANOI会場前は、色とりどり、表情豊かな沢山のマスコットが一斉に並ぶパフォーマンスです。

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▼新デザイナー、ボッターとリズを迎えた新生ニナリッチは、3月のパリコレクションに期待を募らせます。

そして、ニナリッチのショールーム近辺は、パリで一番最先端のファッションブランドが軒を連ねます。

ディオールのウインドウは特に迫力満点。

 

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▼切り絵を重ねた中に飾られたジュエリーの演出もとてもお洒落でした。

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オーナーバイヤー岩高

2019秋冬パリ、プレコレクションバイイング Vol.1

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▼2019年秋冬パリ、バイイング行ってきます。

今回はマルジェラのレトロフィット履いて頑張ります!

最新情報も楽しみにしてて下さいませ。

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▼パリ、バイイング初日

19日は早朝からパリのシャンゼリゼの方から左岸のアンバリッドの方にかけてデモが発生し、

非常に危険で女性バイヤーについては外出禁止令が出てる会社もあるとの事。

私も仕方なく昼過ぎまでホテルで待機することにしました。

その間、今回のバイイング用に選んだメゾン マルジェライのユニセックスの新アイコンスニーカー「レトロ フィット(Retro Fit)」をご紹介します。

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「レトロ フィット」は、クリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノが2018年秋冬「デフィレ」コレクションで

提案した”リラックスド・グラマー”を表現する新アイコンスニーカー。

その名は、回想・回顧を意味する”レトロスペクト(Retrospect)”に由来しています。

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どこか懐かしさを感じさせる「レトロ フィット」のフォルムは、

スノーボードブーツをはじめとするアイコニックなスニーカーの要素をミックスすることによって誕生しました。

そこに、誇張したボリューミーなソールを組み合わせています。

また、アッパーの一部がカットされ、シューズの内部にあるはずのスポンジがむき出しになっている点も大きな特徴。

さらに、若者たちの”履き込んだ”スニーカーを彷彿とさせる、経年劣化したような加工が施されています。

ネーミングの通り、履いた瞬間から足にフィット!足もあまり大きく見えないところもエレガントで気に入っています。

生憎全サイズ完売しておりますので、今回のパリで新作等も含めてあればオーダーしてきますね。

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▼テロも少し落ち着いた様でしたので、恐る恐るホテルを出て、地下鉄も危ないので、歩いてサカイのショールームへ向かいました。

今朝10時に2019年秋冬のメンズコレクションを発表したばかりのサカイ。

ショールームには、そのホヤホヤのコレクションがルックの順に並んでいました。

そのルックのなかに、レディースのプレコレクションがメンズに馴染みながら差し込まれています。

●2019年プレスリリース
(一部抜粋)

文化のるつぼの概念を、サカイのシグネチャーであるハイブリッドに適用し、自由に、そして軽やかにあらゆる要素が混ざり合わさる。

ロンドンの伝統的なバー、Bar Italiaに象徴される一体感と「存在の自由」を讃して。

部分的帰属によって自発的に課される境界に縛られることなく、

あらゆるものが取り替えられ、或いは混ぜ合わせられながら身近な衣服の原型に落とし込まれる…。

クラッシックなフランネルパンツはパフォーマンス素材のレギンスとハイブリッド。
ジャケットの下に着用されるセーターは、アウターレイヤーへと反転。
フェミニンなブラウスは敢えて未完成のまま残される。

Bar Italia×sacaiのTシャツとフーディー。

また昨シーズンからスタートしたクラシックコレクションから、人気のMA1やダウンもオーダーしました。

2019年秋冬は今までより少し大人らしい魅力を見せたサカイ、かなり良かったですね。

ショールームでは画像はNGですので、コレクションルックの一部をご紹介致します。

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オーナーバイヤー岩高 

イタリア最高級ダウン「MooRER」Collection

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イタリアの最高級ダウンの「ムーレー」コレクションを11月4日よりマットッティでスタート致します。

ダウンはホワイトグース、お襟のリアルファーやフードは取り外し可能です。本体の生地はカシミヤ混を使用し、とても軽くて暖かいのが特徴です。

日本初のお目見えのムーレーでこの冬を楽しんで下さいませ。

 

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△ムーレー

税込価格 :210,600円

size : 40

color : ベージュ

素材 : 表地 ウール100%

部分 ナイロン95%、ポリウレタン5%

中綿 ダウン95%、フェザー5%

特徴 : フードが取り外し可能で、全面がダウンでなく上部がウール素材なのですっきりシャープな印象です。

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△ムーレー

税込価格 : 213,840円

size : 42

color : グレーネイビー

素材 : 表地 ナイロン100%

    中綿 ダウン95%、フェザー5%

    毛皮部分 フォックス

特徴 : 取り外し可能なフォックスのファーが顔周りを華やかにみせてくれます。

色味もグレーのようなネイビーのようなお色がシックで大人な素敵なダウンです。

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△ムーレー

税込価格 : 232,200円

size : 44 

color : ブラック

素材 : 表地 ウール100%

    部分 ナイロン95%、ポリウレタン5%

    中綿 ダウン 95%、フェザー5%

    毛皮部分 フォックス

特徴 : ダウンでありながら着膨れしないすっきりしたフォルムが特徴。

襟元の肌触りの気持ちいいフォックスは取り外し可能です。

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△ムーレー

税込価格 : 235,440円

size : 40

color : グレー

素材 : 表地 ウール100%

    中綿 ダウン95%、フェザー5%

    裏地 ナイロン100%

    ファー部分 ラビット

特徴 : 表面がウールで、驚くほど軽く防寒も抜群。

リッチにたっぷり使われたラビットの柔らかいファーは取り外し可能。

後ろから見たシルエットもウエストがすっきりきれいに見えスタイルアップ効果があります。

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△ムーレー

税込価格 : 278,640円

size : 44

color : ブラック

素材 : 表地 ウール100%

     中綿 ダウン95%、フェザー5%

     裏地 ナイロン100%

     襟部分 ラビット

特徴 :胸元に大胆にあしらわれたベロアが高級感漂う大人なダウン。

 ラビットのファーは取り外し可能です。

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MooRER」は、Moreno Faccincani(モレノ・ファッチンカーニ)氏が1999年イタリア・ヴェローナで創設したラグジュアリーアウターブランドです。 主力アイテムであるダウンジャケットでは、最高レベルのフィルパワーを誇るホワイトグースのダウンを使用。プルミュールダウンと言われる最高級品質のホワイトグースを使用。さらにそのダウンをイタリア政府の指定規格に伴い、イタリア国内で殺菌洗浄するという徹底ぶりで、軽量でありながら抜群の保温性の高さを実現しています。

全商品がイタリア製で、縫製においても一切の妥協なく見えない部分の裏側まで非常に丁寧なパイピング処理を施し、ボタンやファスナーにおいても特注品の最高品質のものを使用する等、細部にまでこだわり抜く事でデザイン性と機能性、実用性の全てを兼ね備えた高品質のアウター製品を作り続けています。

201611月にはブランドイメージの発信拠点としてイタリア・ミラノのスピーガ通りに旗艦店をオープンし、世界的なブランド拡大に向けて積極的に取り組んでいます。

 

日本市場においても、ファッション感度の高い消費者をターゲットに、全国の百貨店、専門店、

セレクトショップを中心に展開が拡大しており、新しいラグジュアリーアウターブランドとして

注目されています。

  

2018年 秋冬コレクションより主要アイテムのプライスゾーン

ダウンコート ¥160,000\480,000

ダウンジャケット¥130,000~¥390,000

皆様のご来店心よりお待ちしております。

オーナーバイヤー岩高 

 

2019春夏パリコレクションバイイング Vol.9

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▼ミラノ到着。

(今は日本に帰っています)


パリも素敵だけど、イタリアの明るい陽気さに何となく癒されます。

一方4年ぶりのミラノの近代化にビックリです。
常宿のHotel Tocqにチェックイン。

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▼ミラノは今日だけの滞在なので急いでランチ。

久しぶりに本場のパスタをテラスでいただきます。

陽射しが何かイタリアですね🌞
このあと直ぐにcarol christian poelの商談です。

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▼4時間を越す商談が終了。

かなりの手応えにわざわざこの1ブランドのためにミラノに来たかいがありました。

2019年春夏のバイイングはこれで無事全行程終了しました。

皆様には新年早々からお見せできるのを今から楽しみにしております。

久しぶりに、モンテナポレオーネとスピーガー通りを歩いて豪華なウィンドウをリサーチしました。

ミラノももう陽が暮れます。

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▼ミラノの夜は今から素敵な女性にお会いするので、

襟元のストーンビーズの刺繍の秋冬のドリスヴァンノッテンのチュニックを着ていきます。

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社長はマルジェラのジャケットスタイルにしました。

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▼ミラノでご活躍のオペラ歌手住吉恵理子さんとイタリア料理をご一緒させていただきました。

ミラノ在住15年の彼女のお勧めのレストランは、今ミラノで一番お洒落なブレラ地区の一角にあります。

ここにはイタリアを代表する歌手のミーナやミルバや数々の有名人御用達のレストランで、壁には写真が美しく飾られていました。

住吉さんの美貌と世界をまたにかけて活躍されるお話をお聞きし楽しいミラノの夜もあっという間に過ぎていきました。

また金曜日の夜ということもあってホテルの近くも大変な賑わいでした。

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オーナーバイヤー岩高

 

2019春夏パリコレクションバイイング Vol.8

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▼セーヌ川近くのパレドトウキョウからマルタンマルジェラのショールールへは歩いて10分ほど。

今日はお天気が良いのでエッフェル塔も綺麗に見えました。

今日のスタイリングはオリヴィエ・ティスケンスのチュニックシャツ(気に入ってパールグレーと2色パリに持ってきました)に、

アンドウムルメステールの半袖ジャケットをベスト風に着ました。

テーラードなのでこれを重ねるとシャキッとマニッシュな感じに見せてくれます。

また半袖なのでこ冬はコートの下にも着られるのがいいね!

ブーツはもちろんオリヴィエティスケンス。

(今日本です。パリバイイングの続きです。)
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▼パリコレ報告です。
(今は帰国しています)

2019春夏オスカー・デラレンタのパリコレは、デザイナーのローラキムが訪れたマラケシュのシルクロードの旅を、

エスニック、ローブ、クロシェ、カラフルなタッセル等で表現し、ラグジュアリーな世界を表現しました。
そして、いつもドレスの美しさには溜め息の連続です。

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2019春夏パリコレクションバイイング Vol.7

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▼ポワレ、パリコレ。
ショールームは光を浴びた明るい空間。

デザイナーのインスピレーションは、アーティストBERNARD FRIZEから。

先日のパリコレのランウェイでは、彼の作品集の表紙の木目のような色彩や

日本の羽衣や羽二重のような美しい七色を彷彿させる作品が発表されました。

素材もしなやかなヴィスコースが使われ、春夏は鮮やかなレッドやピンクなど

リゾートにお勧めのワンピースをオーダーしました。

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▼ポワレ、パリコレで発表された作品のインスピレーションの根源のアーティストBERNARD FRIZEの作品集。

美しい羽二重カラーはこの作品集から生まれました。

またショールームに置かれた椅子やテーブル、ライト等は全てアーティストBERNARD FRIZEの作品です。

インテリアとファッションの見事な融合もここでご紹介させていただきます。

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▼今年から日本で展示会を行わずパリのみになったサカイ。

先日のパリコレランウェイでは世界中に広がるサカイファンの多さを証明したばかり。

その翌日からバイイングが始まります。

パリ初めての展示会場は2区の素敵なショールーム。

画像は一切NGなので悪しからず入口だけです。

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中に入ると若々しい外国人モデルが楽しそうにサンプルを次々と着こなしバイヤーの席を回っていました。

また出来るだけ日本のお弁当を再現したお洒落なランチも用意されており、

パリ初の展示会はデザイナー阿部さんのお心使いを感じ、全て日本の展示会には無かった光景と体験でした。

2019春夏パリコレはsacaiのプレスリリースよりご紹介します。

sacaiらしさに忠実でありながら現状にとどまることなく常に何かを探求し続ける。

均整のとれたバランスの探求。

非対称なものが身に付けた途端バランスを取り戻す。

sacai独自のハイブリットの遊び心で、洋服を大胆に率直に切り取り

一見全く異なり相反するようにもみえる衣服同士を繋ぎ合わせ再構築しながら他にはない新たなものを作り出す。

フェミニンさと繊細さがマスキュリンな要素と組合わさり、エレガントでありながら軽快な洋服には機能性と実用性が混在する。

予想外なシルエットが組み合わされ新たな均衡が生まれる。

始点となるミリタリーケープ。

その機能を充分に生かしアシンメトリーに形を変えている。

sacai独自のデザイン言語によって変換された

・完璧にテーラードされたブレザー+オーバーサイズのトレンチスリーブ

・エレガントなタキシードジャケット+ミリタリーのケープスリーブ+トレンチのカラー

・フィッシャーマンズベスト+美しいレース。

・抽象的なヴィンテージフラワープリント+ミリタリーのディテール+ドレスシャツ

等の要素は一見アンバランスに見えるが着用した途端にその「不均衡」さが意味を持ち始める。

フローラルプリントはHenri kvanskiによるヴィンテージデザインへのオマージュ。

オーダーは約3時間をかけて無事終了しました。

最後に今回新しく担当になった営業の方の一言が心に残ります。

「デザイナー阿部は、まだまだ頑張ってデザインを続けると言ってました」と。

これほどまでに世界を虜にした日本ブランドsacaiはまだまだ現状に満足せず更なる進化を遂げていく事を感じさせたパリサカイでした。

オーナーバイヤー岩高

2019春夏パリコレクションバイイング Vol.6

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パリも少しずつ紅葉がはじまっています。

モンテーニュ通りのDiorはポップで大胆な外壁に目を奪われます。

パリは歩くだけで街のアート作品が楽しめます。

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▼先週の日曜日にパリから帰りました。

相変わらずバタバタのパリでしたので、まだアップ出来なかった来春夏のパリコレ情報引き続きご報告致します。

パリのモンテーニュ通りのニナリッチのウインドウはDiorの向かい側。

ギョームアンリ最後の秋冬コレクションが並びます。

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▼クリエイティブディレクター不在のまま、春夏コレクションを無事終えたニナリッチですが、ここで朗報です!

新ディレクター(デザイナー)に、オランダの若手ブランド「ポッター」のデュオ・デザイナー、ルシェミー・ボッター(32)とリジー・ヘレブラー(28)が任命されました。

この二人のニナリッチの抜擢はパリコレでは最も話題を呼んでいました。

ボッターは、若手登竜門として知られるフランスイエール国際フェスティバル2018のモード部門のコンペティションで、

エネルギッシュなストリートウェアコレクションを出品しグランプリを獲得。

LVMHヤングファッションデザイナープライズ2018年のファイナリストにも選ばれ注目されているブランドのひとつ。

またボッターはアントワープ王立芸術大学で、ヘレブラーはアムステルダム・ファッション・インスティチュートでファッションを学んでいます。

2019年秋冬のプレフォールが二人による初のコレクションとなり、続く3月のパリコレランウェイで19年~20年秋冬を発表します。

いつも私たちに若さとエレガントを魅せてくれるニナリッチ。

時代の先駆者となる二人に期待が膨らみます。

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オーナーバイヤー岩高

2019春夏パリコレクションバイイング Vol.5

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▼スポンサーにプーチ社を選択した後、初のパリコレとなったドリスヴァンノッテン。

しかしそんなストレスも感じさせずさらに円熟味を増したコレクションを発表しました。

「鳥」の美しさと無垢さ、色の華やかさをポートレートする若手アーティストに影響を受けた色艶の美しく表現されたルックは、

デジタル化された花をぼかしたプリントでよりソフトで遊びのある調和を保たせています。

そして「対比」。

2008年のオートクチュールと2013年頃のパンクの対比を取り入れた”フォルム”。

過去への哀愁と未来への執着の対比から生まれる”今”。

ドリスの、自信に満ちた輝きをもちつつも、気取らない本能的な女性像を見事に描いた春夏コレクションでした。

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▼2019年春夏アンドゥムルメステール、パリコレは1880年の実話

「L’Inconne de la seine」(セーヌ川に溺死体で見つかった身元不明少女)からのインスピレーション。

セーヌ川で遺体が発見され、その彼女のあまりにも美しい美貌に心打たれ、

型工に石膏のデスマスクを取らせた事から、20世紀中旬まで多くのアーティスト達のインスパイアとなりました。

コレクションは、そのデスマスクを彷彿させるようなフェイスマスクをつけたモデルが、

繊細なシルクのドレスや薄いピンクのブラウスをまとい、それはまるで洗い流された生地や、

光が透き通る水に張り付いた体を液体彫刻の様に表しています。

黒のジャケットやベストには同じ黒の花があしらわれ、

ダークなフェミニティを感じさせるコレクションストーリーは少女の超越した美しい姿となって甦ったのでしょう。

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▼そしてショールームは、アンドゥムルメステールの白黒の世界を引き立たせる、絶妙な色合いのフラワーが、所々にアレンジを変えて飾られています。

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オーナーバイヤー岩高