パリ バイイング 4日目 vol.2

1

メゾンマルジェラ、ガリアーノによる初の春夏パリコレは、ローファイ、ハイファイ、サイファイをミックスした世界。また、洋服を作る製造過程をショーという時間の流れで表現しています。つまり白はシーティング、そして徐々に色を変化させていくという構成。ガリアーノによるマルジェラへのオマージュを感じさせる洗礼なコレクションでした。

2

3

4

5

6

7

 

▼2016年春夏メゾンメゾンマルジェラのパリコレでのもう一つの話題は、ガリアーノがこだわったというバックコレクション。上品な中に、マルジェラとガリアーノの哲学が不思議に同居したバックに、是非ご期待くださいませ。ショールームのパネルやフラワーアレンジにもガリアーノのセンスが溢れています。

8

9

10

11

12

13

14

15

 

▼2016年春夏パリコレ、ランバン。
テーマは「マニフェスト」。3つのアプローチからの構成です。
1.黒白のテーラリング→マニッシュな大人のクール、2.ドレス→中にコルセットを着たボディーコンシャツなどレス、3.プリント→アイコニックなランバンのアルページュ、靴のヒール、LANVANロゴ。
さすがのランバン、エレガントで迫力あるラインナップにオーダーもついついオーバーヒート!

16

17

18

19

20

21

 

▼そして、今パリのヨーロッパ写真美術館で、『Alber Elbaz/ Lnvin MANIFESTE』が行われています。アルベールエルバスの、パリ最古のオートクチュールブランド、ランバンへのオマージュを込めた写真展です。その中でエルバスは「ただ鑑賞するだけではない見る側の感性を刺激し、夢を与え、イマジュネーションを深めさせること。それこそが、見つめ、感じることにつながるのだと…。」述べています。エルバスの感性は、見る側にゆだねられているという、ファッションを愛する皆様へのエルバスの心の豊かさ、広さが感じられます。

22

 

オーナーバイヤー岩高