▼2017年春夏、ドリスヴァンノッテン、パリコレ。
まず感動したのは「ICED FLOWERS」。
ランウエイに、お花のアレンジを高さ150cm、幅50cmで凍らせてブロック状にしたオブジェを23個並べた演出。
これは、日本人アーティストの東信(あずままこと)の作品。
お花はスペインで調達し、ベルギーで凍らせ、そのままパリまで運んだというドリス氏のこだわりです。
まずはその圧巻足る演出をご覧ください。
▼ドリスヴァンノッテン春夏は4つのテーマでくくられています。
1.OPPOSITTES(対比):東洋とヴィクトリアンの対比、ナチュラルとメタリックの対比、シックとカジュアルという対比
2.フラッグメント:破片、断片を使った装飾
3.誇張されたヴィクトリアン
4.オリエンタル:着物スリーブ、和柄、漆の光沢、ジャガード
これらを、ファッション、芸術、商品として表現するドリスヴァンノッテンの美の世界は、来春夏も健在です。
▼2017年春夏パリコレクション。
アン ドゥムメステールのテーマは「True black」。
強さと弱さ。
気取らずこだわらない精神。
ルールのないミックスされた自由な着こなし。
メンズとレディースの枠など何もない事実。
そんなテーマのもとに発表されたコレクションは、
一つ一つのアイテムにもその意味か表現され、生かされていました。
日々を生き抜いていくには、強さも必要だが、
自由で自分らしくあることも大切だと教えてくれた、優しさ溢れるコレクションでした。
▼アンドゥムルメステールのショールームはパリコレを終えたばかりのサンプルがずらりと並びます。
アンドゥムルメステールからの素晴らしいセンスと感性を、サンプル一つ一つに感じながら、
さあ、マトッテイ独自のバイイングのスタートです!。
▼バイイング2日目の最後は、ニナリッチのショーへ。
会場は前回と同じパレロワイヤルですが、更に混雑がエスカレート。
ニナリッチの人気がかなり高まっているからこそです。
ショーは後程動画で報告致しますので、会場の入口付近と会場内の様子をご覧くださいませ。
オーナーバイヤー 岩高