2021年、1月も後半に向かいます。
先週は11都府県に緊急事態が発令され、更なる不透明で先の見えないスタートです。
そんな年明けにもかかわらず、早々に沢山のお客様にご来店いただきましたこと改めて本当に感謝しております。
このようなお客様のご来店の真の意味は、私たちが販売しているものは単なるファッションや洋服ではなく、今を楽しく過ごせる、
また今まで通りの生活、そして楽しい未来の復活を信じてもらえる素晴らしい物、事、時間、なのだということを深く感じたのです。
仮想で実物を見ずに物が売れるネット販売が先行しがちですが、私達のようにショップという実店舗の存在の意味が、
コロナ禍によってより意義のあるものだと教えてくれたのです。本当に感謝しかありません。
そのMATTOTTIへの皆様の期待感に応えるべく、1月から一つの挑戦をさせていただくことにしました。
そのきっかけになったお客様からの激励の一部のご紹介。
①年末ご来店されたお客様のおひとりから
お客様 「岩高さん、これからはSNSで岩高さんのファッションをもっとアップすることがきっと素晴らしいことにつながると思うよ!」
私 「いや~、私は黒子でいいので、画像はちょっと苦手…。それにきれいに映らないと見てる人も嫌になるでしょう…」
お客様 「そんなことないよ、岩高さんのそのままでいいのよ。いや、そのままがいいのよ。」
私 「…そうですか…。どうしようかしら…。」
②年始のFBアップのコメントに大学の先生からも
先生「岩高さん素敵なので専務のスタイリング集をインスタにもあげてほしいなあって思います!」とコメント頂きました。
コロナ禍だからこそ、人々は温かいコメントや、勇気、希望を感じたいんだと改めて思いました。
自分の生活やファッションを表に出すことは、自己主張がありすぎて、嫌がられるのではないかという不信感を抱いていたのが事実ですが、
皆さまのお優しい気持ち、MATTOTTIに期待してくださる気持、元気になりたい気持ちに応えることが、
これからの私に求められていることだとようやく理解したのです。
パリ、ミラノ、NYから、コロナ禍にもかかわらずお店にはデザイナーの魂のこもった新作が届きます。
ヨーロッパこそ新種のウイルスが拡大真っ只中なのに、どうやって商品を作ってるのか…。
流石パリコレブランドの揺るぎない生産基盤とファッションに携わるプロ意識を改めて感じています。
凄い…。そんな新作が届くたびに涙が出る1月です。
これも今までにはなかった気持ちであり感動です。
なんだか涙もろくなるのは歳のせいかもしれませんね…。
2021年は、その魂のこもったファッションを自分の独自の感性のフィルターを通し伝えていくことを
使命に精一杯自分を取り巻く方々に貢献できるよう努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
さて、ブログ冒頭のスタイリングは、バルマンのミニワンピース。
これ、以前取り扱っていた時のバルマンなのでもう数年前のワンピースなんです。
時を経ても全く変わらないバルマン。コロナ禍で再びマトッティでこの春からリスタートしました。
デザイナーは変わらず、若きオリヴイエルスティンですが、少し前からロゴを変えて、
Tシャツやバッグ、トレードマークの金ボタンも刷新されたバルマンです。
店のトルソーのジャケットはニット素材。しなやかなシルエットはニットならではのフィット感と着心地の良さが味わえます。
ボトムに今シーズンお勧めのマルジェラのバミューダパンツをスタイリングしました。
こちらのスタイリングは、今幅広い年代に人気のメゾンマルジェラのバッグのスタイリングを合わせました。
春夏新作のバッグとバミューダパンツがお勧めです。
こちらはマルジェラのTシャツにランバンのオーバーサイズのブルゾンとアンドウムルメステールのパンツです。
オレンジュームの黄色のの花が「春~よ来い」と呼んでます。
自分では「コロナ撃墜ファッション!」と銘打って、着ても、見ても、元気の出るファッションをご紹介して参ります。
皆様の温かいコメントもお待ちしております!
オーナーバイヤー岩高